アグネス・チャンのデビュー曲

ひなげしの花」という曲をご存知でしょうか?

一度は聞いたこともあるかもしれません。

ゆったりとしたメロディとちょっぴり切ない歌詞

「ひなげしの花」は1972年に大ヒットしました。

そして、なんとアグネス・チャンのデビュー曲だったのです。

デビューしたてのアグネス・チャンのあどけない容姿。

更にはたどたどしい日本語で当時目を引くものがあったようです。

大晦日の定番の番組、紅白歌合戦に初出場した際も「ひなげしの花」を歌いました。

どんな曲か知らない人は是非動画を見てみてください。

香港からきた美少女

アグネス・チャン【ひなげしの花】歌詞の意味を独自考察!なぜ“ひなげし”で花占い?街に出た彼は戻る?の画像

アグネス・チャンの本名は陳美齡、読み方は広東でチャン・メイリン。

北京語ではチェン・メイリンといいます。

香港の歌手でありエッセイスト、教育者としても有名でしょう。

またカトリック教徒で、アグネスというのは洗礼名です。

愛くるしさのある笑顔は、今も昔も変わっていないアグネス・チャン。

デビュー曲の「ひなげしの花」にはどんな思いが込められているのでしょうか。

なぜ花占いで「ひなげしの花」を使うのか

そもそも花占いでは

今でもやったことがある人もいる花占い

学校や公園などで小さい頃やったという人もいるでしょう。

しかし花占いをする時はぱっと見た目では花びらの数が多い花を選びます。

花びらの数が分かってしまうものだと、結果が見えてしまうからです。

ひなげしという花は見た目で枚数が分かってしまいます。

何故花占いに使う花をひなげしに限定したのでしょうか。

ひなげしの花言葉

ひなげしの花言葉が関係あるのかと思い調べてみました。

ひなげしの花言葉には思いやりや恋の予感、忍耐や妄想などがあります。

中には陽気で優しいというものもありました。

少女時代のアグネス・チャンのようだと思いませんか。

また色によっても花言葉は変わってきます。

赤色だと慰めと感謝、白色だと忘却と眠り。

ひなげしの花言葉にも様々な花言葉があるようです。

もしかしたら、歌詞のを考察していくうちに分かってくるかもしれません。

気になる「ひなげしの花」に込められた思いを考察していきましょう。

「ひなげしの花」の歌詞考察

一人で行く丘

丘の上 ひなげしの花で
占うの あの人の心
今日もひとり

出典: ひなげしの花/作詞:山上路夫 作詞:森田公一

1番目の歌詞です。

歌詞冒頭の丘の上でひなげしの花を使って花占いをする。

歌詞の中で花占いをしているのは女の子かもしれません。

「ひなげしの花」の歌詞だけでなく、曲の雰囲気は大人びた女性のイメージから離れています。

なので、歌詞の中で花占いをしているのは女の子でしょう。

女の子は他の人とこの丘に来たことがないようです。

女の子同士で花占いを楽しんだりすることもあるはず。

しかしこの女の子は一人で来ているのです。

もしかしたらこの女の子は誰かを待っているのかもしれません。

花占いで相手の気持ちを一枚一枚に乗せて。

自分の事をどう思っているかと、思いを馳せているのです。

相手に直接聞くことができない代わりに花に託しているのでしょう。

花占いというポピュラーな占いで相手の気持ちを知ろうとしているのではなく。

待つことしかできない相手への思いを込めているのかもしれません

遠くなった距離