1973年リリース曲、300万枚のミリオンセラー!
2005年ビクター名盤・貴重盤コレクションで再リリース!
【なみだの操】は殿さまキングスが、リリースした、1973年の大ヒットソングです。
2005年にビクターから、選りすぐりの名盤を集めたCOLEZO!シリーズからCDをリリース。
流行歌 名盤・貴重盤コレクション(19) なみだの操/殿さまキングスというタイトルで販売されています。
殿さまキングスとはどのようグループなのでしょうか。
こちらをご覧ください!
殿さまキングス(とのさまキングス)は、日本の音楽グループ。愛称は「殿キン」(とのきん)。コミックバンドから歌謡コーラス・グループに転向して成功を収める。「なみだの操」の大ヒットで知られる。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/殿さまキングス
歌唱力や、音楽性よりもユニークさが売りのバンドのことを指します。
コントのようなお笑いの要素が強い、バンドのことをいうのでしょう。
殿さまキングスは、デビュー当初はライブハウスよりも、寄席等の演芸界で活躍されていました。
ここから歌謡曲の世界へ転向、ミリオンセラー獲得という一風変わったキャリアをお持ちなのですね。
国民的人気バンド
殿さまキングスのメンバーは、メインボーカルの宮地おさむさんと他3名で編成されています。
歌詞の悲壮感を感じさせない、力強い歌唱が魅力的ですね。
バンド全体の個性が、非常に濃いユニークな存在感は若い世代とっても注目に値するでしょう。
1990年には、バンドは解散。
2020年NHK朝の連続ドラマ「エール」では、宮地おさむさんが歌を披露し話題になりました。
この楽曲がヒットした時代は高度経済成長期。
女性が社会進出する気運とは逆行する内容が、逆にヒットするという不思議現象を起こしました。
いまさら
私の心は
あなたのために 守り通した女の操
今さら人に 捧げられないわ
出典: なみだの操/作詞:千家和也 作曲:彩木雅夫
主人公は恋する相手がいて、その彼を待ち続けています。
美しい女性で、数々の男性から引き合いがあったのかもしれませんね。
たくさん声をかけられることはあっても、彼女は首を縦に振りませんでした。
彼女は、思うようにいかない恋愛をもどかしく感じていることでしょう。
そして彼女は、他の男性とお付き合いするには時間が経ち過ぎていると感じています。
これは、年を取り過ぎてしまった、ということなのでしょうか。
あまりにも独身を守っていた時間が長過ぎたので、もう引き返せないということなのでしょう。
わかって欲しい
あなたの決して お邪魔はしないから
おそばに置いて ほしいのよ
出典: なみだの操/作詞:千家和也 作曲:彩木雅夫
もうここまで待ったのだからと、主人公の感情が爆発します。
せめて近くに居させてくれるだけでいいから、とお願いしているのでしょう。
とてもいじらしさを感じるフレーズではないでしょうか。
たとえ彼に何があっても、邪魔することはないと訴えているのです。
主人公と恋するお相手は、どのような関係なのでしょうか。
彼女は彼に対して、敬語を使っています。
仲の良い友達というよりは、目上で尊敬するべき人なのでしょう。
そして、彼女の大和撫子的な慎ましやかな在り方と、力強い感情が伝わりますね。