【出逢った頃のように/Every Little Thing】初の○○タイトル！？歌詞＆コードを紹介♪

日本の歌謡シーンにおいて、長い間人気を集め続けているのがELTことEvery Little Thingです。

メンバーはボーカルの持田香織とギターの伊藤一朗の2人で、それぞれ「もっちー」「いっくん」という愛称で親しまれています。

デビューは1996年と、現在では実に20年以上も活躍している大物グループでもあります。

ELTの曲ではしばしばシンセサイザーが使われているのも魅力で、そこに乗る持田香織の歌声も相まってどれも印象的な楽曲に仕上がっているのも一つのポイントです。

ELTの5枚目のシングル「出逢った頃のように」は爽やかな音楽とピュアな歌詞が魅力の人気曲です。

発売から20年以上たった現在でもカラオケの定番曲として歌う人も多いのではないでしょうか。

この曲は少し長めのタイトルであるとともに、ELT初の日本語タイトルでもあります。

「Feel My Heart」「Future World」「Dear My Friend」「For the moment」と、1〜4枚目のシングルはすべて英語タイトルで発表されています。

5枚目でいきなり日本語タイトルとなっているので、その点で注目すべき楽曲ともいえます。

「出逢った頃のように」では、そのタイトルの通り、「どんなに時が経っても『出逢った頃のように』彼にときめきを感じていたい」という女性の純粋な気持ちが描かれています。

1997年の夏に発売されたというだけあって非常に爽やかな楽曲に仕上がっており、MVも沖縄の宮古島で撮影されているので、さらにフレッシュさが伝わってきます。

この歌詞に登場するのは、初々しい恋人というわけではなく、付き合って何年か経っているカップルです。

それでも互いに交際開始当初の純粋な気持ちを忘れることなくときめきを感じていきたいという様子が描かれています。

冒頭の「My Love is Forever」で女性は「私の愛は永遠」と歌っています。

「付き合ってしばらく経つけれど、この先もどんなに時間が経とうともあなたを愛しいと思う気持ちは変わることはないよ」と伝えたいのでしょう。

付き合って時間が経つとマンネリ化してしまうカップルも多いですから、いつまでも「出逢った頃のように」愛おしいと思う気持ちを持ち続けていくことは大切ですよね。

「今まで」とはいうまでもなく、出会ってから付き合って過ごしてきたこれまでの日々のことを指しているのでしょう。

「付き合って長く経つけれどそれでも今までよりもあなたに夢中になっている」ということを感じ、これは「夏の魔法のせいなのかな」なんて茶化したりもしています。

彼のことが大好きで、好きな気持ちが一切色褪せることなく続いているために、それを嬉しく思っている女性の気持ちがうまく表現されています。

普通は、長い間特定の人と一緒にいたら馴れ合いになってしまって、出逢った頃のときめきというのも薄れてしまうものです。

対応がクールになって交際相手に寂しい思いをさせている人もいるのではないでしょうか。

この歌では、「出逢った頃のようなときめきを大切にしてほしい」と伝えたいのでしょう。

自然にときめきが薄れてしまっていても、相手との楽しかった思い出などを回想することで付き合いたての頃のワクワク感やドキドキ感を取り戻すことができるはずです。