オリジナルは2015年

ふかわりょうの音楽プロジェクトROCKETMAN

ROCKETMAN【どうにかなりそう 】歌詞を解釈!露骨な行動とは?なぜどうにかなりそうなのかに迫るの画像

お笑い芸人ふかわりょうによる音楽プロジェクトとして知られるROCKETMAN。

元々は「渋谷系」の第一人者であるピチカート・ファイブの小西康晴とのユニットとして始動しました。

しかし1998年リリースの1stアルバム『フライング・ロケットマン』を残してユニットは解消。

以降ROCKETMANはふかわりょうのソロプロジェクトとなったわけです。

DJとしての活動もよく知られており、日本全国のクラブをほぼ制覇したといわれているほど。

ふかわりょうは2013年からryo fukawa名義でも活動を開始。

この記事で紹介する【どうにかなりそう】は元々、2015年にryo fukawa名義で発表された楽曲です。

ボカロPとしての活動

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ふかわりょうは2010年ごろから「初音ミク」等の音声合成ソフトを駆使してボーカロイド曲を制作し始めます。

いわゆるボカロPとして活動の幅を広げ【とんだハッタリボーイ】などのボカロ曲を世に送り出しました。

そしてこの「ボカロP」時代に【どうにかなりそう】は制作されました。

【どうにかなりそう】は元々2015年にボカロ曲として発表された楽曲なのです。

【どうにかなりそう feat. トミタ栞】

様々なヴァージョン

ROCKETMAN【どうにかなりそう 】歌詞を解釈!露骨な行動とは?なぜどうにかなりそうなのかに迫るの画像

【どうにかなりそう】はryo fukawa名義で2015年にボカロ曲として発表されました。

2017年にはROCKETMAN名義でリミックスヴァージョンをリリース。

そして2020年、オリジナルから5年の時を経て多くのヴァージョンが誕生することになります。

7月に【どうにかなりそう feat.トミタ栞】をリリース。

トミタ栞をボーカルに迎えて4つのヴァージョンが制作されました。

さらに8月にパリスマッチのミズノマリがボーカルを務めた「beachside mix」

そして11月にはふかわりょう自身がボーカルをとった「highway mix」もリリース。

なんと2020年に6つものヴァージョンの【どうにかなりそう】がリリースされたのです。

TikTokでのバズ

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2020年に多くのヴァージョンが誕生したのにはTikTokでのバズが大きく関係しています。

このコロナ禍でDJブースに立てなくなったふかわりょうはSNSに活路を見出しました。

2020年4月に【どうにかなりそう】に合わせてトミタ栞が踊る動画を各SNSに投稿。

浮遊感のあるポップな電子サウンド、「どうにかなりそう」というキラーフレーズ。

そしてトミタ栞による可愛らしいダンス

全てがTikTokと見事にマッチしバズを巻き起こしました。

そのバズを受けて、多くのヴァージョンがリリースされるに至ったわけです。

この記事ではそんな2020年に大旋風を巻き起こした【どうにかなりそう】の歌詞を解釈していきます!

生きづらい世の中

ふかわりょうの芸風

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芸人デビュー当時はあるあるネタを武器に「シュールの王子さま」と称され人気を博したふかわりょう。

しかし最近では他の芸人とは少しズレたスタンスと性格により「いじられキャラ」として活躍しています。

「他人とうまく噛み合わない」というのはふかわりょうの特性であり魅力の一つでしょう。

そのふかわりょうの特性がこの曲の歌詞に大きく現れています。

寂しくてどうにかなりそう

愛のない世界に愛想尽きて
邪魔な言葉の相手してる
一人で生きてく勇気もなく
流行りの音楽じゃ満たされない
いつでもあなたに会いたくて
会いたくて どうにかなりそう

出典: どうにかなりそう/作詞:ROCKETMAN 作曲:ROCKETMAN