とてもぶっ飛んだ解釈をすると、かなり貧しい男の人が、憧れの女優さん(彼の中では恋人)が言っていた“プラダの靴”を買いに出ます。
しかし彼はいつものように酔っ払い、彼女(女優さん)の写真に向かって“悪いなぁ”なんて呟きながら、それでも彼女を心の支えにして雪の中歩いていくわけです。
「痛快ウキウキ通り」が収録されているアルバムは?
「痛快ウキウキ通り」はシングルで発売された楽曲ですが、アルバムでは2003年12月27日に発売された「刹那」に収録されました。
「痛快ウキウキ通り」がシングルでリリースされたのが1996年のことなので、アルバムに収録されるまで7年の時を経たことになりますね。
小沢健二のアルバムといえば「LIFE」が有名で、売り上げも78万枚と大変高い作品でした。
一方で小沢健二にとって5thアルバムとなった「刹那」は、アルバム未収録曲集であったのですが、売り上げ自体は4.2万枚とやや抑え気味なセールスにとどまりました。
ただこのアルバムをリリースした後、小沢健二は2006年に1枚アルバムをリリースしましたが表舞台での活動から姿を消しました。
このため、ファンにとって「刹那」は初期の小沢健二色の強い作品として貴重なアルバムとなりました。
「刹那」に収録された曲は?
アルバム「刹那」は先述の通り、それまでにリリースされた楽曲で、アルバム未収録だったものを集めたアルバムでした。
収録曲一覧は次の通りです。
1:流星ビバップ
2:痛快ウキウキ通り
3:さよならなんて云えないよ(美しさ)
4:夢が夢なら
5:強い気持ち・強い愛
6:それはちょっと
7:夜と日時計
8:いちょう並木のセレナーデ
9:流星ビバップ(オリジナル・カラオケ)
出典: https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000AOD5N/techfactory06-22
星野源と小沢健二
昨今、話題のアーティストといえば星野源ですよね。
現実とフワッとした世界の織り成し方などが独特でありながら聴いている人の心をとらえる感じ、本当に素晴らしいアーティストだな、と思います。
ただ、小沢健二をリアルタイムで聴いてきた世代の人の中には“星野源と小沢健二ってなんか似てない?”という人も結構いるんですよね。
実は星野源は、自身のラジオで「痛快ウキウキ通り」について語っているんですよね!
さて、星野源は「痛快ウキウキ通り」をどんな風に解釈しているのでしょうか?
星野源が「痛快ウキウキ通り」を語る!
星野源は、自分自身のラジオ番組の中で、かなり面白い「痛快ウキウキ通り」論を語っています。
ただ、上述の歌詞解釈にもあるような“この楽曲の主人公、実はダメな奴…?”ということについては、星野源も語っているんです!
ぜひ彼の語る「痛快ウキウキ通り」論、楽しく聞いてみてください♪
おわりに
今回は小沢健二の「痛快ウキウキ通り」を取り上げました。
2017年11月現在、表舞台での活動も増えてきて、小沢健二をTVなどで目にする機会も増えてきました。
年相応に年齢を重ねた彼が、これからまたどんな言葉と世界をみせてくれるのか、本当に楽しみですよね!
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