家入レオの魅力とは?
家入レオは1994年生まれ、福岡県出身のシンガーソングライターです。 小さい時から人一倍感受性が強かったという彼女が初めて作詞をしたのは5歳の頃だったといいます。
またピアノを習ったり合唱部に入ったりと、幼少期から音楽に親しみながら育った彼女は、13歳に出会った尾崎豊の曲「15の夜」に衝撃を受けて歌手を志すことに決めました。
2011年春には親に反対されながらも勘当同然で単身上京し、都内の高校へ通いながら楽曲を作ったりライブ活動を行いました。
そして晴れて2012年2月に「サブリナ」で鮮烈なデビューを果たしたことは、皆さんの記憶にも新しいのではないでしょうか。
彼女が創り出す音楽の魅力といえば、やっぱりストレートな歌詞ですよね。
またとても純粋な印象を受けるその歌声も唯一無二のもので、ティーンエイジャーのみならず、多くの人たちの心をつかんで離しません。
ちなみに家入レオという名前ですが、家入は本名、レオは芸名とのこと。
レオというのは彼女が大好きだという映画「レオン」に由来しており、また彼女の目がライオンに似ている、という事務所社長の一言も影響しているそうですよ。
確かにキリリとした涼やかな目元はとっても印象的ですよね。
デビュー5周年を記念した「5th anniversary best」
「5th anniversary best」は2017年2月15日にリリースされた、家入レオ初のベストアルバムです。
新曲の「それぞれの明日へ」から始まり、デビュー曲の「サブリナ」まで、5年間の軌跡を遡るような構成になっています。
通常盤には17曲を収録。また初回限定盤はA・B2種類が用意され、通常盤に「I promise you」(13歳の時に初めて作詞作曲した楽曲)を加えた18」曲と、AタイプにはライブDVDが、またBタイプにはMVを集めたDVDが付いています。
ではこの中から注目の曲をピックアップしてご紹介したいと思います。
#1「それぞれの明日へ 」
アルバムの1曲目を飾る新曲は、自身がデビューした年代でもある高校生に向けた応援歌として制作されたもの。
ただ頑張れというだけでなく、挫けそうになった時に再び立ち上がるための勇気を与えるような内容になっています。
高校サッカーの応援歌
「それぞれの明日へ 」は「第95回全国高等学校サッカー選手権大会」(2016年12月30日~2017年1月9日開催)の 応援歌に起用されています。
埼玉スタジアムで行われた決勝戦では、全国から集まった高校サッカーファンや選手たちを前に、ステージとはまた違った生パフォーマンスを披露しました。
#4「君がくれた夏」
2015年8月にリリースされた10枚目のシングルで、オリコンチャートで週間6位を記録しました。
どこか切なげなメロディーに彼女の透きとおるような歌声が見事にマッチしています。
さまざまな経験を重ねながら20代に突入したこともあり、デビュー当時からあった「10代の心の叫びを 代弁する」というイメージから脱却し、新たな魅力を感じさせるミディアムナンバーになっています。
ドラマ「恋仲」の主題歌としても話題に
「君がくれた夏」は2015年7月クールのフジテレビ系月9ドラマ「恋仲」の主題歌に起用されました。
福士蒼汰、本田翼、野村周平、太賀、大原櫻子といった今をときめく若手俳優陣が出演し話題となったこのドラマの雰囲気に、主題歌もとてもよく馴染んでいます。
同年10月に発表された「第86回 ザテレビジョンドラマアカデミー賞」では「最優秀ドラマソング賞」も受賞するなど、家入レオの新たな代表曲となった1曲です。
高校時代の3曲もおすすめ
アルバムの終盤に収録されている3曲は、家入レオが高校生活と両立しながら活動していた時期に作られた楽曲です。
10代の誰もが直面する悩みや不安が、彼女の瑞々しい感性と等身大の言葉で表現されており、多くの若者の共感を得ています。
ちょっと尖っている感じが何ともいえず魅力的ですよね。
#13「Bless You」
「Bless You」は、2012年9月にリリースされた3枚目のシングルで、オリコンチャート週間8位、デイリー5位を記録しています。
TBS系の音楽番組「COUNT DOWN TV」の2012年9月度オープニングテーマとして起用されました。