『Kids In The Park feat. PUNPEE』
2015年の楽曲!
宇多丸、Mummy-D、DJ JINの3人がメンバーのRHYMESTER。
2018年でメジャーデビューから17周年を迎えています。
もはや日本ヒップホップ界でも重鎮といった存在になりました。
各メンバーの活動も成功を収めています。
最近では宇多丸さんの映画評論が有名ではないでしょうか。
今回はそんな彼らの2015年発表の楽曲『Kids In The Park feat. PUNPEE』をご紹介します。
PUNPEEとのコラボ作品!
『PSG』メンバー
まずはフィーチャリング・ミュージシャンのPUNPEEさんについてご紹介します。
PUNPEEさんはヒップホップユニット『PSG』のメンバーとしてデビューしました。
2009年のデビューアルバムはKREVAさんなどに高く評価されています。
このことで注目されたPUNPEEさんは他ミュージシャンのプロデュースを務めるようになります。
翌年にはヒップホップメディア「Amebreak」の『AWARD 2010 BEST PRODUCERS』の第1位に。
著名なミュージシャンのリミックスを沢山手掛けていることでも有名です。
曽我部恵一(サニーデイ・サービス)、後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、宇多田ヒカルなど。
トラックメーカーとしての実績が目立ちますが、ラッパーとしての実力も認められています。
宇多丸さんには「上手いラッパー」、「素晴らしいラッパー」と評されているんですよ。
PUNPEEさんのアルバム『MODERN TIMES』を「名盤」と絶賛もされています。
加山雄三の曲をリミックス!?
2015年には加山雄三さんの名曲『お嫁においで』をリミックス。
『2017 FNSうたの夏まつり』ではご本人と一緒に『お嫁においで 2015』を披露したことも話題になりました。
ヒップホップ界ではすでに有名人だった彼でしたが、地上波に登場したのはこれが初めてでした。
他にも『水曜日のダウンタウン』のオープニング曲、ジングル曲などで一般的に知られています。
あの元アイドルと交際発覚!
元々、学校で派手なグループにいたわけではないというPUNPEEさん。
芸名であるPUNPEEも「一般人(パンピー)」が由来です。
そんなPUNPEEさんはヒップホップという得意ジャンルで成功を収めます。
そして、2018年7月には元AKBメンバー秋元才加さんとの交際も発覚しています。
ヒップホップをあまり聴かない方でも秋元才加さんはご存じなのでは?
PUNPEEさんは「元AKB秋元才加の彼氏」としても注目を浴びるようになりました。
週刊誌の突撃にも落ち着いて交際宣言するなど、PUNPEEさんの株もあがったんじゃないでしょうか。
ただ、週刊誌に「ドラえもんののび太くん似」と言われているなど、「一般人(パンピー)」ぶりも健在です。
このまま堅実に活動を続けていってほしいですね。
アルバム『Bitter, Sweet & Beautiful』収録曲!
移籍後、初リリースアルバム!
『Kids In The Park feat. PUNPEE』はアルバム『Bitter, Sweet & Beautiful』収録曲です。
Ki/oon RecordsからJVCケンウッド・ビクターエンタテインメントへと移籍後、初のアルバムです。
また、移籍後のRHYMESTERはレーベル「starplayers Records」を主宰することにもなりました。
両A面シングルとしてリリースされた楽曲『人間交差点』、『Still Changing』が収録されています。
SNSが発達して色んな意見が飛び交う世間。
そんな中で、自分の「正しさ」を見つける難しさ。
「美しくあろうとすることでそれは見つけられるのでは?」
という一貫したメッセージがテーマです。
某有名人が日本語ラップで炎上した発言へのアンサーソング『ガラパゴス』は是非聴いていただきたい一曲です。
「日本語ラップ」の良さが分からないなら曲で語ってやる!
そんな気概が感じられる曲となっています。
これまで「日本語ラップ」の前線で戦ってきたRHYMESTERだからこそ歌える内容です。