こんなもんじゃないだろう
もっと熱くなれるだろう
めちゃくちゃになっちゃえば良いじゃん
叫べ
出典: ティーンエイジドリーム/作詞:miwa,杉山勝彦 作曲:miwa,杉山勝彦
この歌の最高潮のときです。
miwaは言葉の端々を整えるという発想を打ち破って思いの丈をぶつけました。
このラインは優しい僕の言葉であるという設定です。
しかし大きな声で喝を入れるような迫力にあふれています。
君の暴れ方はまだ物足りないよというメッセージはライブ会場などでダイレクトに伝わるでしょう。
夢というものを叶えるためには生半可な気持ちではやっていられないのだという僕の哲学です。
僕が君の伴走者を超えて先導者のような存在に成り代わります。
やはりこの僕というのは夢を叶えたmiwa自身の姿だと納得させられるのです。
ティーンエイジドリームというものは20代、30代、40代、それ以上の歳の方も熱狂させます。
夢を追っている人というのはどんな年齢になっていても素敵に見えるでしょう。
一方でいつまでも夢を追っているなんてと諌める人もいるはずです。
しかしティーンエイジドリームに熱くなっているのならば形振り構わずという心が大事でしょう。
夢よ叫べというのはアコースティックギターを抱えたアーティストには親しいテーマです。
フォークシンガーのレジェンド・遠藤賢司の超名曲のタイトルですから。
孤独な夜に負けない心でいつまでも輝いていてください。
そんな君が誰かの希望になりうるのですから。
最後に 「ティーンエイジドリーム」と青春
抑えても抑えきれない
届けたい想いがあった
仲間たちの笑顔があった
全部輝いていた
君が描いた未来に立つ
僕だけが叶えられる
いつまでも色褪せることのない夢
ティーンエイジドリーム
君と共に僕もこの手を伸ばすよ
ティーンエイジドリーム
出典: ティーンエイジドリーム/作詞:miwa,杉山勝彦 作曲:miwa,杉山勝彦
クライマックスです。
これまでの歌詞のオールキャストが集ったような内容になっています。
大団円ですから楽しんでいきましょう。
青春期の輝きというものは当事者にはピンとこないかもしれません。
しかしある日を境に友人と疎遠になるような日々がいつか訪れます。
卒業は就職・移転などの節目でこうした思いを噛みしめるでしょう。
よくこのラインを見ると過去形でこうした日々が描かれているのに気付かされます。
思い出す日々の中、懐かしい恋人や仲間たちの笑顔が眩しく輝くそのときが来たのでしょう。
こうした日々に戻れないという思いを抱えて今を生きられなくなることはもったいないです。
一度忘れたことにしたティーンエイジドリームに火を灯しましょう。
夢は再び磨けば煌やきだします。
どんな夢であっても忘れないでいたいということ。
青春期の輝きというものはこのティーンエイジドリームに由来するものです。
おそらく自分の核であり芯のようなものでしょう。
夢から学べることは多いです。
それが本当に青春の日々というかけがえのない時間を費やしたものであるならばなおさらでしょう。
どんな年齢の方でもこの曲を聴いて自分のティーンエイジドリームと語り合ってみてはいかがですか。
「ティーンエイジドリーム」
多くのミュージシャンが挑戦するテーマでしょう。
その中でもmiwaなりのオリジナリティを見つけるならば形振り構わずゆこうという呼びかけです。
この形振り構わないでゆけというメッセージこそ夢を叶えるためには必要な在り方になります。
隣に視線を送るとmiwaの視線が感じられるような歌でした。
ここまで読んでいただいでありがとうございます。
OTOKAKEとmiwaの原点
OTOKAKEにはmiwaの関連記事がたくさんあります。
中でもmiwaの原点といえるような楽曲の記事をご紹介しましょう。
「めぐろ川」
街を離れる人に何を歌えるでしょうか。
若々しい感性が多くの人の心に印象深く残った名曲です。
歌詞の意味を解釈しました。
ぜひご覧ください。
miwa【めぐろ川】歌詞の意味を解釈!君って誰のこと?故郷を離れたmiwaが一途に伝えたい想いとは… - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
2010年に発表されたmiwaのメジャー・デビュー・シングル「don’t cry anymore」のカップリング曲「めぐろ川」。彼女にとって原点といえる曲です。東京を離れた恋人に贈る歌。切ない想いが綴られた歌詞になっています。歌詞を独自解釈いたします。
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