クリエイター集団が放つ「イジワルな出会い」
2015年7月15日発売の、HoneyWorksのメジャー3rdアルバムに収録されている楽曲です。
HoneyWorksの真骨頂である、爽やかだけどちょっといびつな青春ストーリーを描いた曲になります。
本当の恋を知らない一人の男子が、ある女の子に出会い惹かれる。
純愛ラブストーリーが展開されます。誰かを好きになる瞬間を存分に感じられる仕上がりになっているのです。
男子がからかって告白するのですが、女の子は簡単に受け入れません。
それが本当の気持ちかどうか信用できないから・・・。
男の子は、むかし内気な性格で女の子に振られてしまった過去をもちます。
高校生になった彼は、いわゆるチャラ男に変貌しており、言葉巧みに様々な女の子を落とすプレイボーイになっていました。
どんな女の子も落とすテクニックを身に付けた彼ですが、本当に好きな女の子を振り向かせることができません。
本気の気持ちで告白するも、相手にされないのです。
しかもこの恋は、楽曲中に成就することはないのです。
しかし、これからシリーズしていくなかで、女の子の気持ちが徐々に変わっていく様子が描かれるのでは?と予想されています。
ボカロ楽曲
3rdアルバムに収録されているのは、「sana」がボーカルを務めるバージョンが収録されています。
しかし、もともと動画投稿サイトで活動していたHoneyWorksは、ボーカロイドを活用した楽曲を多く披露していました。
もちろん「イジワルな出会い」のボーカロイドバージョンもあり、有名な「初音ミク」が歌っているのです。
ポップさが光る楽曲
青春物語を描いている楽曲なのですが、曲調はかなり明るい印象を受けます。
恋がかなわないストーリー展開になっている場合は、比較的切ない曲調のものが多いのではないでしょうか。
しかし、底抜けに明るく、男女の爽やかな恋愛を演出しています。
PVの絵が魅力的であり、人物の笑顔がとても素敵です。
こんなイラストがかけるのは、HoneyWorksの凄腕イラストレーターのおかげですね!
絵と歌、歌詞が合わさり、一つの映画を見ているような気分になるはず。
アーティストは、ライブで曲を披露するのが定石というイメージをもっている方もいるのではないでしょうか。
しかしHoneyWorksは、映像作品として見る楽しさも与えてくれるのです。
「告白実行委員会 ~恋愛シリーズ~」の続き?
「イジワルな出会い」は、HoneyWorksがこれまで手がけてきた「告白実行委員会~恋愛シリーズ~」の続編の物語を描いているのではと噂があります。
その真相を徹底的に解説していきたいと思います。
登場人物から見る関連性
「イジワルな出会い」は、青春シリーズと関連する部分があります。作中に一部「告白実行委員会~恋愛シリーズ~」の登場人物が登場するのです。
しかし、そこはあくまで関連の物語であって、ストーリー自体は全くの別物であると推測できます。
今回の物語は、新しい出会いから始まり続きを匂わせながら終わるという展開です。
もし今までの続きであるなら、もっと他の登場人物が出てきてもいいのではないでしょうか?
そういった点を踏まえると、シリーズの続編であるという事実はなさそうですね。
「イジワルな出会い」の歌詞の意味とは?
「イジワルな出会い」歌詞内容
いつも心揺らす君の言葉はチクチクで
優しさ詰め込んで少しイジワルなんだ
感情なんて簡単に操って 泣き虫な過去に少し笑って見せた
本気になんてならないよ?だってそうじゃん
楽しんだ人が勝てる"恋愛(ゲーム)"なんだから
出典: http://j-lyric.net/artist/a057d5c/l03695d.html
歌詞全体の印象は、男の子目線のようですね。
最初は遊びのつもりだった。いつものようにこの子も落としてやろう。そんなチャラ男っぷりが存分で出ています。
ただ、少し過去の事柄を印象づける言葉がかかれているため、ただ遊んでいるわけではないのだということがわかりますね。