新生ヒップホップユニットBLOOM VASE
2019年結成
2019年滋賀県でove・JiROMAN・RURUの3人のMCにより結成されたBLOOM VASE。
今若い世代を中心に人気沸騰中の新生ヒップホップユニットです。
チルでゆるいサウンドと3MCが織りなすリリック、気張らないスタイルが人気を呼んでいます。
2019年にYouTubeで音源を公開し始め、シングル【R.P.G】と【#ハッシュタグ】をリリースしました。
2020年にはなんと3枚のEPをリリースするなど、リリース頻度は非常にハイペースです。
YouTubeに投稿したMVは2021年7月現在、総再生数3500万を突破しています。
結成からわずか2年、怒涛の勢いです。
YouTubeでのMV等の再生数、ストリーミングサービスでの再生数、SNSでのバズ。
このネット時代、流行るためにはこの3つの要素が欠かせません。
BLOOM VASEももちろんYouTubeの他にストリーミングサービスやSNSを使ってファンを獲得しています。
SNSの中でも特にTikTokでバズ曲を量産し、若い世代の心を掴みました。
TikTokでバズ曲を量産
BLOOM VASE代名詞となった【CHILDAYS】が最初にバズを巻き起こしました。
【CHILDAYS】は2020年7月にリリースされた2ndEP『BLOOM iSLAND』に収録された楽曲です。
YouTubeに投稿した【CHILDAYS】のMVは2500万再生を突破。
Spotifyの「日本バイラルチャート」4位を獲得するメガヒット曲となりました。
2ndEP『BLOOM iSLAND』からは他にも【Pop Corn】、【To Be Comtinued...】が続々とバズ曲に。
さらにその勢いを受けて2019年にリリースされていた【#ハッシュタグ】もバズることになります。
【#ハッシュタグ】はTikTok等SNSについて多く歌われていた楽曲です。
結成当初からTikTokに焦点を当てて楽曲を制作していたことがこの曲から窺えます。
そして落ち着く間も与えず2020年12月に3rdEP『BLOOM SQUAD』をリリース。
この記事で紹介する【Bulma to Lunch】はその3rdEPに収録された楽曲です。
【Bluma to Lunch】
あの国民的漫画をモチーフに
【Bluma to Lunch】の歌詞には国民的漫画『ドラゴンボール』のキャラクターが登場します。
この曲もTikTokでバズり、YouTubeやストリーミングサービスで多く再生されることになりました。
誰もが知る『ドラゴンボール』のキャラを巧みに使ったリリックは非常に中毒性があります。
Billboard JAPAN“JAPAN Heatseekers Songs”で首位を獲得
誰もが知る『ドラゴンボール』をモチーフにしたこと。中毒性のあるサウンドとリリック。
バズるべくしてバズり、この曲もメガヒットを記録しました。
公開されていたMVは今は消去されていますが、YouTubeにアップされた音源は1400万再生を突破しています。
2021年3月にはBillboard JAPAN“JAPAN Heatseekers Songs”で首位を獲得。
BLOOM VASEの楽曲としては初の快挙です。
そんなメガヒット曲【Bluma to Lunch】の歌詞を紐解いていきます。
夢物語とバカな妄想
暇なMorning 今 0時まわり
やりたいように過ぎていく毎日
夢物語を語りすぎる夜と
目覚めたとこでまたバカな妄想
出典: Bluma to Lunch/作詞:ove・JiROMAN・RURU 作曲:Sinato
冒頭の歌詞です。
暇な朝、主人公は妄想にふけっています。
0時は午後0時、正午のことでしょうか。
暇なようなので遅くまで寝ていたのか、昨夜夜中まで語りすぎたのか。
夜は夢を熱く語り合い、目覚めてはバカな妄想をする。
主人公はそんな風に自由な毎日を過ごしているようです。
「バカな妄想」とは一体どんなものなのでしょうか。