新しく生まれ変わるために

奪い合った あの熱情は
誰の胸の奥でも 燻っているはずさ

JUST FINE
恐れない 夢の途中で
落ちる涙 冷えた体 溢れる想い
JUST FINE
LET IT SHINE 時折流れる
軽いBPM 踊れダンスダンスダンス
願いを込めて ブランニューソウル

出典: JUST FINE/作詞:TAKURO 作曲:TAKURO

過去に経験した熱愛を思い出している主人公。

もしくは夢を追いかけていた青春の日々を思い出しているのかも。

まだ、その気持ちは衰えていないはず!と自分へ呼びかけています。

「まだまだ行ける!」というような意気込みを感じますね。

夢をかなえられずに、挫折した日々も過去にはありました。

辛く苦しい気持ちに苛まれて思わず泣いてしまうことも。

しかし、今は輝く時。

音楽に合わせて舞い、気分を入れ替えようと呼びかけているようです。

今度こそ!と新たな旅路へと希望を燃やしています。

もしかすると相手との出会いがそのきっかけになったのかもしれませんね。

許し合った二人はどうなる?

今この時を楽しむ

IT’S SHOW TIME
危なげな胸元に挑む 無謀にこんがらがって
IT’S SHOW TIME
構わずに爆音で刻め 一番綺麗な時を

許し合えばまた迷い込む
森の奥はフォルテ はぐらかして 誘え

出典: JUST FINE/作詞:TAKURO 作曲:TAKURO

「胸元」が何を表しているのかは解釈が別れそうですね。

決意がゆらぎそうになっている不安定な心のことなのか。

それとも、見えそうで見えない!という女性の谷間のことなのか。

前者だと信じたいですが、主人公はとにかくがむしゃらに今を楽しむことに集中しているようです。

後半の歌詞は、二人が一度、何かがあって別れてしまった…というような受け取り方ができそう。

「フォルテ」は「きわめて強く演奏する」というような意味の音楽用語。

二人きりになれる森の中をそんな風に評したのでしょうか。

心臓の音がドキドキとうるさくなるからかなと著者は思いましたが、いかがでしょうか。

ロマンチックな気分になりやすい空間へ相手を連れていき、二人は特別な時間を過ごします。

青春を感じさせるラスト

JUST FINE
くだらない夜を蹴飛ばして
空にシャンパングラス 跳ねるフライデーナイト ドレスを脱いで
JUST FINE
LET IT SHINE 時折流れる
軽いBPM 踊れダンスダンスダンス 輝いてゆけ

恋にFINE
愛にSHINE 欲しいもの全て
奪えオーバードライブ 響けファンファンファン 過去をちぎって
JUST FINE
飾らない 恋より密かに
ちょっとアッパークラス だけどオンリーワン
狂喜を秘めた ブランニューソウル

出典: JUST FINE/作詞:TAKURO 作曲:TAKURO

ついに二人揃ってハメを外すことに。

相手も主人公のように「何かを吹っ切って新しく気持ちを入れ替えたい」時期だったのでしょうか。

MVの女性のように纏っているものをかなぐり捨てて、主人公とその相手は踊ります。

落ち込んだ状態だったとも言える二人は、何もかも手に入れてやる!とばかりに強きに。

辛い時期を一緒に乗り越えることができた二人は、恋愛関係とも戦友同士ともいえる状態になったのかもしれません。

二人が惹かれ合ったのは、そういった共感できる過去があるからとも想像できます。

いずれにしても、彼ら彼女たちには喜びに満ちた未来が待っていそうです。

「第二の青春」とでも言うような前向きな歌詞で締めくくられています。

最後に

修羅場を潜り抜けた二人が出会って恋に落ちる曲

GLAY【JUST FINE】歌詞の意味を解釈!どんな駆け引きをしてる?スリルの先に待っているのは…の画像

『JUST FINE』はお互いに恋愛も夢も修羅場をかいくぐってきた、「お互いにちょうどいい」と思うカップルが惹かれ合う曲でした。

恋愛以外でも、人との出会いが自分の意識をガラッと変えることがありますよね。

そういった経験を爽やかな曲調に乗せて表現しています。

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