デビュー・アルバム『世界はiに満ちている』が11/18発売のCHiCO with HoneyWorks
11/18のリリースが待ち遠しいCHiCO with HoneyWorksのデビュー・アルバム『世界はiに満ちている』。 すでに、収録曲の中でも新曲のうち、何曲かはMVが公開されていますね。
RPG風!?恋愛ソングではないハニワ曲
その中でも今回話題を呼んでいるのがアルバムの最後に収録されている「ホーリーフラッグ」です。 ハニワ=恋愛ソングとも言えるほど、恋愛ソングのイメージが強いハニワですが、この曲はどうやら主人公がある一人の女性を救う物語になっているようです。
「ホーリーフラッグ」の元気が出るMV解釈
一人の青年がある少女と出会い...
一人の青年が一人の少女に手を差し伸べる。 この物語はそこからスタートします。
少年はある目的を持ち旅に出る
その目的とは、魔王に歌声を奪われてしまった姫を救うこと。 旅を始めたころは陽気に歌を歌っていたが...
徐々に目的の遠さ、一人の寂しさに悲しくなっていく青年。 涙ももう枯れ果ててしまっている。そんなとき...
自分と一緒に戦ってくれる仲間に出会う
同じ目的を持った仲間。 それは青年にとってとても大きなものでした。 青年は仲間と共に再び前向きに歩みだします。
そしてまた新たな仲間をどんどん増やしていきます。
そこには制約や契約のような縛りはなく、あるのは同じ「志」だけ。
青年の気持ちがどんどん人々の心を動かしていく。
時には仲間だってぶつかることもある。
しかし、その傷を癒してくれるのもまた、仲間の存在でした。
仲間がいればどんな困難にも立ち向かってゆける。 どんなことでも乗り越えられるはずでした。
立ちふさがる強大な敵。そこに現れたのは...
あるとき、強大な敵にぶちあたり、仲間と共に疲弊しきってしまう。 これは、現実世界でも、誰でも大きな壁にぶちあたることはある、と解釈できますね。
そんなとき、手を差し伸べてくれたのは...以前青年が手を差し伸べた少女だったのです。
「今度は私が助ける番だよ。」そんな声が聞こえてくるこのシーン。 立場を変えて。彼女は勇気を振り絞ります。
なんと、以前手を差し伸べた少女は、少年が救おうとしていた姫だったのです。 歌うことができないはずの少女は、彼らの戦う前向きな姿勢なに心を打たれ、自分自身のトラウマに打ち勝ち、自らその歌声を響かせます。
彼女の歌声には癒しの効果があり、たちまち仲間たちの傷が癒えていきます。 そして、青年もまた目に力を宿し、希望を取り戻します。
最大の敵に立ち向かう仲間と青年。果たしてその結末は...
敵を倒し、残ったものは最高の「笑顔」。 困難先には笑顔や喜びが待っていることを改めて考えさせてくれます。
『ホーリーフラッグ』MV&歌詞
愛を讃えよ痛む傷を
癒してくハーモニー
蒼く燃える証
目を覚ました
旗を掲げろ阻む弓矢
出典: ホーリーフラッグ/作詞:shito/Gom 作曲:shito