岡本真夜「TOMORROW」とは
岡本真夜デビューシングル
「TOMORROW」は、1995年5月10日リリースのデビューシングルです。
この曲は、岡本真夜さんを代表する大ヒット曲です。
初回の出荷枚数が200万枚を超え、岡本真夜さん自身のシングル記録としては最高となっています。
また、同年の1月17日に「阪神淡路大震災」の災害が起きました。
この災害によって多くの人が家族や家を失い、絶望と闘っていました。
そんな中、明日への希望を歌ったこの「TOMORROW」は、多くの人々の心を救ったといいます。
岡本真夜さんの飾らない真っ直ぐな歌声が、人々の心に響いたのだと思います。
そしてこのシングルは、デビュー曲でありながら2ミリオンという偉大な記録を残しています。
CDリリースが盛んにおこなわれていた時期ともいえますが、デビューシングルでこの記録は驚きです!
ドラマ「セカンド・チャンス」主題歌
「TOMORROW」は、TBS系列ドラマ「セカンド・チャンス」の主題歌に起用されています。
主演は、女優の田中美佐子さんです。
田中さんの相手役には、元ボクサーの赤井英和さんが抜擢されています。
また、田中さんの息子役としてKinKi Kidsの堂本剛さんや、俳優の黒田勇樹さんなどが出演しています。
1995年といえば、堂本剛さんが活発にドラマに出演していた時期でもありますよね!
初代ドラマ版「金田一少年の事件簿」の金田一一役として活躍していたのも、この時期でした。
当時、筆者は堂本剛さんのファンでよくドラマをチェックしていた記憶があります。
もちろんこの「セカンド・チャンス」も見ていましたよ!
シングルマザーとシングルファザーの、恋愛と家族愛を描いた心温まる素敵なドラマです。
もし機会がありましたら、ぜひご覧くださいね!
勇気をくれる歌詞をご紹介♪
力強い雑草のように
涙の数だけ強くなれるよ
アスファルトに咲く花のように
見るものすべてに おびえないで
明日は来るよ 君のために
出典: TOMORROW/作詞:岡本真夜・真名杏樹 作曲:岡本真夜
こちらは冒頭の歌詞です。
そしてサビ部分でもあります。
以下は、歌詞の解釈です。
上記の歌詞をもう少しかみ砕いてみていきましょう!
語り口調でご紹介しますので、ご了承下さい。
辛い思いをした時や、泣きたい時は泣いてもいいんだよ。
その泣いた分だけ、君は強く成長できるから。
まるで硬いアスファルトを突き破って花を咲かせている雑草のように。
だからおびえることなんてない。
今日の自分が終われば、明日の自分が始まる。
それは、また新しい日のスタートなんだよ。
さあ、君のための一日のスタートだ!
肩の力を少し抜いてみて
頼りにしてる だけど時には
夢の荷物 放り投げて
泣いてもいいよ つきあうから
カッコつけないで
出典: TOMORROW/作詞:岡本真夜・真名杏樹 作曲:岡本真夜
こちらは2番のサビ前の歌詞です。
相手を想う気持ちが溢れている歌詞です。
いつも頼りにしてばかりだけれど、たまには寄りかかってくれても大丈夫だよ。
そんな風に、お互いに支え合いたいという気持ちが描かれています。
頑張り続けることって、誰にとっても疲れることですよね。
だからこそ、無理はしなくても大丈夫だよといっているのでしょう。
これは、男女間だけではなく人と人との繋がりの中でも必要なことではないでしょうか。
家族・友人・ご近所さんなど、お互いに支え合いながら暮らしていければ、自然とみんなが笑顔になっていくのではないでしょうか。
自分を信じて
涙の数だけ強くなろうよ
風に揺れている花のように
自分をそのまま 信じていてね
明日は来るよ どんな時も
出典: TOMORROW/作詞:岡本真夜・真名杏樹 作曲:岡本真夜
こちらは最後のサビ部分の歌詞になります。
冒頭・1番のサビを踏まえた上で、自分を信じて生きて行こう!というメッセージが込められています。
誰にも平等に「明日」は、やってきます。
雑草のように強い心持ち、草原の花のように優しい心を養うことが大切だということを教えてくれます。
「TOMORROW」は、タイトルを和訳すると「明日」です。
その「明日」が、みんなの笑顔に繋がるように願いを込めて作られた曲だと解釈出来ますね。
そして、最後にもう一度大切なメッセージを綴っています。
明日は来るよ 君のために
出典: TOMORROW/作詞:岡本真夜・真名杏樹 作曲:岡本真夜
この歌詞には、この曲の神髄が込められていることがわかりまねすね。
そしてこの一文に、とても勇気や希望を貰える歌詞です!