Welcome to the world of noise
皆見て見ぬフリし笑っている
Rain fall down(when)your heart is torn
弱り目に祟り目で前が見えぬ
Time runs out behind my back
小さな石に躓く時間はない
I live my life until I die
痛み伴いのし上がっていく
ワンテンポ遅れたMonster ain't dead×3
出典: ワンテンポ遅れたMonster ain't dead/作詞:川上洋平 作曲:川上洋平
「騒々しい世界へようこそ」
誰も助けてくれず、ただ傍観者となっているだけでなく、笑われる始末という冷酷な人間模様。
「心が引き裂かれているうえに雨まで降ってきたよ」
もはや希望の光などは見えるはずもない、かなり落胆している様子がうかがえます。
しかしここでは終わりません。
「とはいえ時間は刻一刻と過ぎていく」
時間というものは有限です、二度と戻ってきません。
いちいち負の感情に振り回されている場合ではないと、思い直します。
「死ぬまでやれることをやりきってやるんだ」と。
そうして立ち上がるのです。
「ワンテンポ遅れたMonster」そう、始めの方で解説したとおり、これは[Alexandros]のメンバー自身のことです。
俺たちはまだ死んでねーぞ、今に見てろ!こんな声が聞こえてきそうです。
本音炸裂
Do you know?(How we felt)
When you made(Fun of us)
When we had to change our names into[Alexandros]
You pissed me off but a year later
Now I pissed all over on your face
出典: ワンテンポ遅れたMonster ain't dead/作詞:川上洋平 作曲:川上洋平
「お前が俺たちを笑いものにして[Alexandros]ってバンド名を変えなきゃいけなかった時
俺たちがどういう気持ちだったかわかってんのかよ?
お前に小便ぶっかけられたけど
一年経った今度は俺がお前の顔に小便ぶっかけてやったよ!」
何と汚い表現でしょうか、英語でも十分汚いですが、日本語にすると汚さが倍増します(笑)。
そこまで感情的になるほど、怒りを抑えられない様子です。
ここではバンド名を改名したことについて綴られていますが、表面上はクールに装ってたものの、やっぱりそう簡単には納得できなかったようですね。
無理もありません、自分たちが大切にしていたものをある日突然変えてくれと言われれば、誰だって腹が立ちますよ。
所詮業界なんて人間なんて
Now I know how it works
明日には全員
Tシャツ着替えて居なくなるんだろう
世の常痛いぐらい味わっても
性懲りもせずに今日も
Do whatever I want to do
出典: ワンテンポ遅れたMonster ain't dead/作詞:川上洋平 作曲:川上洋平
「この業界ってやつが分かってきたよ」
ここに登場するTシャツとは、バンド名が書いてあるスタッフ用Tシャツか何かでしょう。
そのTシャツ着替えて居なくなる、つまり今は自分たちにペコペコ愛想よく接していても、明日になれば何事もなかったかのように、あたかも自分たちなんて存在しなかったかのように振る舞うんでしょ?
もはや何かを悟ったかのように、諦めの境地に入っているようです。
「俺はもう自分のやりたいようにやってやるよ」
とにかく前を向いて進むのみ、そのような決意を感じます。
最後に信じられるのは自分だけ!
coz I believe in me
出だしが遅れても
I know I'm right
意味を成さなくても
Told you so
産まれながらにして
Everybody tell me I'ma
"Roch'n'roll Star!"
出典: ワンテンポ遅れたMonster ain't dead/作詞:川上洋平 作曲:川上洋平
「だって俺は自分自身のこと信じているから」
「自分は正しいんだって」
「皆言ってんだぜ、俺が”ロックンロールスター”だってことをね!」
そしてこう続きます。
Believe in me
出だしが遅れても
I know I'm right
意味を成さなくても
Told you so
産まれながらにして
You know the truth?
Rock'n'roll won't die
出典: ワンテンポ遅れたMonster ain't dead/作詞:川上洋平 作曲:川上洋平
「自分自身を信じるのみ」
もう誰が何と言おうが気にしません、たとえ遅咲きで終わってるとか何とか言われようとも。
「自分は正しいんだって」
「真実ってやつを分かってんのか?」
「ロックンロールは死なないんだってね」
もう自分は自分自身に正直にやっていくだけ、周りの目なんて気にしない。
ロックンロールスターとしてロックをやっていくんだって、そう決めたんだ!
決して後ろは振り返らずに、前だけ向いていく、そう固く心に誓ったようですね。
いちばん伝えたいこと
この「ワンテンポ遅れたMonster ain't dead」、単純に歌詞を読むと、バンドとしての怒りや苦悩、失望が綴られていることがうかがえます。
しかし、伝えたいことはそれだけではないような気がするのです。
自分も何かチャレンジしてみたい、でも年齢などを気にしてつい気後れしてしまう、周りから何か言われそう、そういうことを感じたことがある方も多いかと思います。
特にこの日本社会では、年を取るにつれて、向けられる目線がどんどんシビアになってきます。
でもそんなこと気にするな、自分を信じてやりたいようにやっていけばいいんだよ!
このようなメッセージが込められているような気がしてならないのです。
だから怖がらずに自分に正直に生きていけばいいんです。
だって、ワンテンポ遅れたMonsterはまだ死んでいないんですから!
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