初めて喧嘩した夜の涙
個人的に胸が痛むけれど
そのまま見続けよう
ごめんねと言って仲直りして手を握って…

出典: 115万キロのフィルム/作詞:藤原聡 作曲:藤原聡

長い間過ごしていると嫌な思い出だって出来てしまいます。

ですが、嫌な思い出だって2人にとっては大事な思い出です。

きっと、あの時の喧嘩が2人の絆を強くしてくれました。だから苦い思い出からも目を逸らしません。

喧嘩している2人を客観的に見て、自分の大人気なさにも気付けたかもしれませんね。

これからも更新し続ける

ほら、ここで君が笑うシーンが見どころなんだからさ Ah
写真にも写せやしないとても些細なその仕草に
どんな暗いストーリーも覆す瞬間が溢れてる
どれかひとつを切り取って
サムネイルにしようとりあえず今の所は

出典: 115万キロのフィルム/作詞:藤原聡 作曲:藤原聡

喧嘩をやめて仲直りして、その時見せた笑顔はどんな笑顔よりも輝いていました。

これまで沢山撮ってきた写真を探ってみても、その笑顔に勝るものはありません。

だからこそ、その見どころを目に焼き付けるのです。

映画のサムネイルはその映像の顔ともいえます。

1番の見どころをサムネイルにし、沢山の人に映像を届け、笑顔が返ってくるのです。

この先にも映像が続いていくからこそ、”今の所”という言葉が入っているのでしょう。

つまり僕と君の関係がここで終わるのではなく、この先も永遠に続いていくだろうということ。

2人の明るい未来を感じさせてくれますね。

結婚が浮かんでくる2番の歌詞に注目!

2人だけではなくたくさんの人と

きっと10年後くらいにはキャストが増えたりもするんだろう
今でも余裕なんてないのにこんな安月給じゃもうキャパオーバー!
きっと情けないところも山ほど見せるだろう

出典: 115万キロのフィルム/作詞:藤原聡 作曲:藤原聡

10年後になると、きっと2人の人生を沢山の人が彩ってくれるはずです。

大切な仲間だけでなく、2人にとって邪魔になる人だって出てくるでしょう。

ですが、それも含めて2人の人生を彩るのです。

大切な存在に対しては、対価でなくても感謝を伝えなければいけません。

良い時があれば悪い時もあるのが人生で、近くにいるからこそ自分のダメなところだって見せてしまいます。

すべてが大切な思い出

苗字がひとつになった日も
何ひとつ代わり映えのない日も
愛しい日々尊い日々
逃さないように忘れないように焼き付けていくよ

出典: 115万キロのフィルム/作詞:藤原聡 作曲:藤原聡

苗字が1つになった日。

つまり結婚を迎えても、これまでと変わらない日々であり、同じように大切な毎日です。

特別なこと大きなイベントだけが大事なのではありません。

2人だけの小さな幸せだとしても、一生忘れたくない大切な思い出となるのです。

非日常の記録を鮮明に残すためにビデオを回すように…。

特別な日の1コマを綺麗に切り取るために写真を撮るように…。

僕は何気ない日常も色褪せないように記録し、大切にとっておきたいと願っています。

それほどまでに君との日々が幸せに溢れ、大切なものだということでしょう。

一途な気持ちで愛されている君が羨ましくなってしまうほど、幸せな気持ちに溢れたフレーズですね。

終わりはない

今、目を細めて恥じらいあって永遠を願った僕達を
すれ違いや憂鬱な展開が引き裂こうとしたその時には
僕がうるさいくらいの声量でこの歌何度も歌うよ
だからどうかそばにいて
エンドロールなんてもん作りたくもないから

出典: 115万キロのフィルム/作詞:藤原聡 作曲:藤原聡

サビは相手に対する誓いの歌詞になっています。

きっと何があっても離れることはなく、ずっとあなただけを見続ける。原点はここにある、という誓いでしょう。

いつまでも終わりがないからこそ、この映画完成しないのかもしれません。

それでもずっと”そばにいたい”という思いが映画に込められているのです。