艶美な和を紡ぐ女王蜂の新曲【火炎】
鮮やかな焔の色に魅せられて
中性的な出で立ちのボーカル、アヴちゃん率いるロックバンド『女王蜂』。
前年の2018年にリリースした『HALF』『催眠術』に続き精力的にシングルを発表する彼女達。
しかし今回の【火炎】は、ヴォーカルのアヴちゃんにとって少し思い入れの深い曲のようです。
昔の自分が生み出した曲が完成する喜び
今作【火炎】発売の数日後、アヴちゃんがオフィシャルサイトの日記を半年以上ぶりに更新しています。
内容は発売されたばかりの新作【火炎】について。
ぜひ下記リンクから、【火炎】をようやくリリースできたアヴちゃんの想いに触れてみて下さい。
女王蜂オフィシャルサイト
日記に書かれている通り、今作【火炎】の曲の原型が出来たのはアヴちゃんがまだ10代の頃。
彼女の中にあるたくさんの曲の原型の中でも、ずいぶん古いものだったのだそう。
その原型にようやく名前が付き、1つの曲という形になり、世の中にお披露目することの出来る喜び。
手が掛かる子ほど愛しいとはよく言いますが...。
アヴちゃんのこの楽曲に対する深い愛が感じられるような、そんな文章となっています。
アニメ『どろろ』の主題歌にも抜擢!
先行公開されたオープニング映像はこちら!

『どろろ』ってどんな作品?
ちなみに『どろろ』という作品と聞くと、2007年公開の実写版映画を思い出す方もきっと多いでしょう。
原作は手塚治虫の漫画!
原作『どろろ』は1967年に週刊少年サンデーで連載が始まった漫画です。
『百鬼丸』という青年が自身の体を妖怪達から取り戻す為に『どろろ』という少年と旅をする物語。
舞台は戦国時代、妖怪との激戦や主人公の凄惨な生い立ちのエピソードは当時の読者に衝撃を与えました。
当時の漫画界で主流だったのはかっこいいヒーローやお茶目なキャラクターによる明るくて楽しい物語。
その為、実は連載当時はあまり人気のない作品だったのだそう。
ですが手塚作品には定評のある、生死の意義を問う深い物語としての評価は素晴らしいものでした。
実際に連載終了後も作者の手塚治虫が亡くなった後も、一部のファンからは根強い支持を獲得し続けています。
その為こうして2度のアニメ化や実写映画化、小説、ゲームなど多数のメディア化が実現されているのでしょう。