ORANGE RANGE「落陽」は琉球音楽が混ざり合う心地よい曲
ORANGE RANGEの「落陽」は4枚目のシングルとしてリリースされた曲です。
本作のメロディーに組み込まれている三線は、心地よいアクセントとなり良い雰囲気を高めます。
これまでに彼らは数多くのヒット曲を世に繰り出してきました。
本作はミドルテンポの曲の中では、ファンからたくさんの支持を得ている曲になります。
琉球音楽と現代音楽の巧みなマッチングがたくさんの支持を得る原因でしょう。
その心地よいメロディーに本作の力強いメッセージがさらに強いインパクトを与えるのです。
根強い人気を保ち続けるORANGE RANGEの「落陽」。
本稿では歌詞に注目して、この力強いメッセージを紐解きます。
OTOKAKE「落陽」の歌詞を解釈
ここからORANGE RANGEの「落陽」の歌詞を解釈します。
本作を紐解くにあたり、あなたにお願いしたいことがあります。
それはあなたが抱く夢を再確認しながら歌詞を見て欲しいことです。
夢に向かって順調に進んでいるあなたにも、挫折しかかっているあなたにも勇気を与えてくれます。
それではORANGE RANGEの「落陽」を存分に楽しんでみましょう。
積もる想い
止まることのない時の流れ
光輝く中で このままで
大きく空気を吸い込んで
つもる想い全て吐き出して
出典: 落陽/作詞:ORANGE RANGE 作曲:ORANGE RANGE
忙しい日常がめまぐるしく過ぎてゆき、そのスピードについて行けないケースもあります。
必至でそのスピードに付いていこうとしますが、なかなか大変な作業で辛さを覚えるのです。
不意に見上げた空には、目を開けられないほどの光を放つ太陽がありました。
どんなに情報のスピードが上がったとしても、太陽が見守る光景はいつまで経っても変わりません。
そんなあたり前のことに気づいて、大きな深呼吸をしてみるとなんだか少し気分が晴れます。
焦る必要などなく、自分らしさを大切にするのが1番だと気づくのです。
願いを誓う
胸の中に確かにある希望
忘れたことはない一日も
先は見えないが強く生きよう
夕日が沈む前に行こう
Sun goes down…
出典: 落陽/作詞:ORANGE RANGE 作曲:ORANGE RANGE
幼い頃から抱き続ける夢や想い。
どんなに忙しくても、どんなに苦しくても、心の奥底に残り続けています。
諦めきれないから夢であり、気持ちを支える続ける大切なものです。
もしその気持ちを忘れたと感じていたとしても、意外なことがきっかけで姿を見せるでしょう。
大人になるから諦めるのではなく、大人になるから忘れてはいけないものなのです。
長い道のりのため忘れてしまったと勘違いしがちですが、誰しも必ず心に残り続けています。
夢が姿を見せたのならば、またその道を進むべき合図なのです。
OTOKAKE「落陽」から伝わる気持ち
大切な気持ちを失わないこと。
人生においての大きなテーマとなるでしょう。
そしてそのことに気づくのが大切だと訴えています。
メロディーと強いメッセージ性を含む歌詞。
引き続きお楽しみください。
側にいてくれる人へ
僕らはまだ気づかないでいたよ
大切なものを守りきる意味を
くじけそうになって泣いた夜も
朝になれば笑いとばせるだろう
出典: 落陽/作詞:ORANGE RANGE 作曲:ORANGE RANGE
大切なことほど身近にありすぎて気づかないものです。
お互い側にいるのがあたり前で空気のような存在になっています。
喧嘩をしたり、笑い合ったり、泣き合ったりすることの大切さは代わりになるものはありません。
この気持ちに気づくのは何かしらのきっかけが必要となるのです。
心の底から湧き上がって、抑えられないほどの気持ちでなければ気づかないでしょう。
湧き上がり続ける抑えきれないほどの気持ちになるには、相当な出来事がなければわからないのです。