ミニアルバム「WANDERSOUL」のリリースが待ちきれない!
メロディックパンクを基調とするサウンドに英語詞を乗せた曲調。
スリーピースの男らしさにスカなどの要素も取り入れた音楽性が人気を集めているSHANK。
そんな彼らが、2018年9月5日に待望の4thミニアルバム「WANDERSOUL」をリリースします。
今回はリリース目前ということで、彼らの魅力を更に伝えるべく紹介していきましょう!
長崎から世界へ
SHANKと言えばメジャーデビューしても尚、地元長崎から上京せずに活動していることが注目を集めています。
長崎を拠点としながらも活動の幅は日本だけに収まらず、2014年には海外ツアーも実現。
「バンドやるなら上京しなきゃ」というのはある種慣例のようなもの。
しかし最近はこれを覆すアーティストも多く現れるようになってきましたね!
SHANKは「長崎からでも第一線で戦えるところを見せたい」と語っています。
今のバンドの現状を考えれば、これは着実に証明されてきていると言えるのではないでしょうか。
地元に根差した活動が注目を集める
SHANKは長崎にフィーチャーした活動も展開。
「BLAZE UP NAGASAKI」というイベントの主催は恒例となっています。
今年は観光名所でもあるハウステンボスで開催されました。
長崎にこだわりがあるわけではなく、自然体で居られるのが長崎だと話す彼ら。
そうは言っていても、長崎という土地を多くの人に知ってもらいたいという想いはその活動から伝わってきます。
地域を巻き込んで音楽で盛り上げていこうという姿勢には好感を覚えますね!
長崎で生まれ、長崎を拠点に活躍を繰り広げるバンドSHANK。
新作「WANDERSOUL」ではどんなサウンドを聴かせてくれるのでしょうか。
アルバムの中でも話題を集める1曲「Smash The Babylon」
スリーピースだからこそ
スリーピースというとシンプルさ故の男らしさはありますが、音数の少なさがネックになるところ。
メンバーが少ないとどうしてもアレンジの幅にも限界があるように感じてしまいますね。
しかし良いサウンドを鳴らしているスリーピースというのは、そのデメリットさえ逆手に取っているもの。
SHANKも例に違わず、音数の少なさを活かしたアレンジを見せています。
この曲で言うと、1番のAメロで聴かせる演奏が如実な例でしょう。
ドラムのビートとヴォーカルだけが浮き出る部分が無骨でかっこいいですね!
メロディックパンクの代名詞
サビの演奏はまさにメロディックパンクの代名詞とも言えるものです。
叫ぶように声を荒げながら歌うヴォーカルに、テンポを倍に捉えたリズムパターン。
メロディックパンク好きの人は、このスピード感が理由だという場合が多いのではないでしょうか。
人気は今も根強いものですが、バンドキッズがこぞってこのジャンルをやった時代がありました。
SHANKの3人は30歳前後の年齢で、彼らが10代の頃がいわゆるメロディックパンクの全盛期。
そのサウンドには育ってきた時代背景も大きく関わっているんですね。
幅の広いアレンジ
2番以降をどう聴かせるかというのも、バンドアレンジの実力が問われる部分ではないでしょうか。
1番と全く同じでは聴き手を飽きさせてしまうことになってしまいます。
そして「Smash The Babylon」は2番からのアレンジに聴きどころがたくさん。
彼らは元はスカパンクがやりたくて結成されたバンドだといいます。
それを裏付けるように、2番ではスカ風味の裏拍を強調したギターが登場。
キャッチーに動き回るベースも爽快で、独特の音像を見せつけてくれますよ!