Mrs. GREEN APPLEの配信限定シングル『WHOO WHOO WHOO』

デジタル・ダウンロードによる配信限定1stシングル

【Mrs. GREEN APPLE/WHOO WHOO WHOO】歌詞を和訳して解説!もはやEDM?の画像

Mrs. GREEN APPLEは2013年にボーカル大森元貴、ギター若井滉斗、ドラマー山中綾華、キーボード藤澤涼架を中心に結成されました。

その後、ベース髙野清宗が加入して5人体制で始動し2015年にメジャーデビューを果たしました。

デビュー作はEMI RECORDSよりリリースされた3枚目のミニアルバム『Variety』。

メジャーデビュー前はライブ会場限定でデモの自主制作盤を販売していました。

デビュー後はシングル7枚、フルアルバム3枚、ミニアルバム3枚、配信限定シングル2枚などをリリースしています。

今回ご紹介するのは、2017年12月4日に配信限定の1stシングル曲『WHOO WHOO WHOO』です。

ツアーやフェス等で演奏されていたライブ限定曲

EDMに見るダンスとデジタルロック

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『WHOO WHOO WHOO』はダンスミュージックのリズミカルなテンポとノリが特徴です。

そこにJポップの爽やかなメロディーとともに、ロック色を帯びたギタードラムのビートが独特の音を奏でています。

楽曲全体としてはデジタルな電子音を前面に押し出しています。

そのため、最近流行しているEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)というカテゴリーに分類されるのではないでしょうか。

EDMってどんな音楽?

EDMはクラブやライブイベントなどの会場で、ダンスミュージックに合せて踊ることができるような曲

一般的には、クラブDJがターンテーブルを扱い、リズムに合わせて操作してパフォーマンスをします。

EDMは2000年代に入ってからアメリカの音楽業界で使われるようになった造語です。

Mrs. GREEN APPLEメンバーは自分たちの持ち味であるポップやロック色を残しています。

しかしEDMに見られるようなテクノ、ハウス、ダンスミュージックを全面的に取り入れている楽曲になっています。

この曲がリリースされる前は、2ndアルバム『Mrs. GREEN APPLEライブツアーで初めて演奏されました。

初お披露目以降、今回デジタル配信でリリースされるまではライブなどのイベント会場限定で演奏されていました。

そういった経緯から、ファンには大変嬉しい楽曲プレゼントになったのではないでしょうか。

デジタル配信の利点

デジタル配信とは、インターネット上で楽曲をダウンロードして購入することを指します。

こういった音楽配信サービスが開始されたことにより、自分の好きな曲だけを購入することが可能になりました。

そのため、フルアルバムを購入しなくてもお気に入りの曲だけを選曲して購入する人が多くなっています。

廃盤になった曲、入手困難な曲、今回のようにライブ限定で演奏されていた曲などにとっても、うってつけの配信方法と言えます。

サウンドの変化と新たな新境地を開拓

『WHOO WHOO WHOO』でEDMへの転換を図る

本楽曲は、2017年8月30日に5枚目のシングルとしてリリースされた『WanteD! WanteD!』に通じるものがあります。

ちなみに『WanteD! WanteD!』もデジタル配信限定2ndシングル曲として2017年12月25日にリリースされています。

これらの楽曲を聴くと、クラブやダンスミュージックへの高みを目指してEDMへの転換を図っています。

ダンサブルでノリの良い楽曲