Reol

ついにソロで再始動!

【エンド/Reol】衝撃すぎる内容のMVに驚愕!葬られたのは○○?!美しい世界観の歌詞の意味を紐解くの画像

2017年に自身の名を冠したユニット、REOLを”発展的解散”し、ソロでついに動き出したReol

ユニットを組む以前からネットを通しての音楽活動をしており、2015年にはソロ”れをる”名義にてアルバムをリリース。

オリコン新人アーティストランキングで4位に選ばれるなど、以前から注目されていました。

音楽活動を始めた頃は、バンド形式で活動していたということですが、なかなかうまくいかず、思うように自分の世界を広げることができなかったそう。

自分一人の考え、閃きで動くことができる音楽として、PCを利用して作成した音楽を動画サイトに投稿する方向に活動をシフトしていきました。

このあたり、なんだか米津玄師と似ていますよね。

米津玄師バンドサウンドが好きで、最初はバンドを組んでいたそうですが、ひとりを好む性格からかあまりうまくいかなかったと語っていたことがありました。

バンドは、いろんな才能がミックスされて生まれる魔法のような瞬間も確かにありますが、人間関係や音楽性の違いなど、大変なことが多いもの確かです。

あまり人と接することが得意でないタイプの人だと特に、慣れるまでは苦労することも多いだろうと思います。

メンバー間に才能の差が明らかに出てきてしまって、うまくいかなくなるという話もあるそうです。

そういう場合、自分の音楽として明確なヴィジョンがあり、それを実現させる行動力があれば、自然と一人で活動していくことになるのかもしれませんね。

しかも今は昔と違って楽器が演奏できなくてもPCで音楽を創ってしまえる時代なのですから、なおさらです。

これからも、こういう活動の仕方は増えてくるのでしょう。

こうして、どんどん隠れた才能が表に出てくるようになればいいですね。

「エンド」

ミニアルバム『虚構集』収録

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今回ご紹介する曲「END」は、ユニットREOLの解散後、ソロ名義Reolとしては初めてのリリースとなるミニアルバム『虚構集』に収録されています。

収録曲は次の5曲。

1. エンド
2. 平面鏡
3. ミッシング
4. カルト
5. あ可よろし

出典: https://www.amazon.co.jp/%E8%99%9A%E6%A7%8B%E9%9B%86-%E5%88%9D%E5%9B%9E%E9%99%90%E5%AE%9A%E7%9B%A4-Reol/dp/B079H6C3HY/ref=sr_1_fkmr0_1?ie=UTF8&qid=1520750074&sr=8-1-fkmr0&keywords=%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%89%2FReol

このアルバムでは、収録曲のすべてをReolが作詞作曲

これは彼女にとっては初となる試みで、ユニットREOL時代のメンバーのギガやクラムボンのミト、瀬恒啓などがアレンジなどでサポートしました。

アルバムタイトルからも感じられるように、このアルバムのテーマは『虚像』

自分の中を見つめ直し、自身の中枢に迫った楽曲が詰まっていると言うReol。

その渾身の楽曲から見え隠れする彼女の本当と嘘を見抜いてほしいと語っています。

美しいMV

公衆電話ボックスの中に佇むReol。

そのすぐそばを、不思議な仮面をかぶった葬送の列が通りすぎます。

電話ボックスから姿を消すReol。

葬送の列の最後尾について行きます。

一体誰を送るのでしょうか。

葬送の列と一緒に行ったはずなのに、また電話ボックスに中に姿を見せるReolがいます。

電話に向かって、歌います。誰に思いを届けたいのでしょうか。

埋葬の地にたどり着いて見たものは、棺の中のReolの姿。

次々と花を手向けられる自分の姿を、Reolはじっと眺めます。

このMVのテーマは、”不甲斐ない自分との惜別”だと言うReol。

不甲斐ない自分に別れを告げて、新しく生まれ変わるのでしょうか。

ドローンを使用して撮影されたというラストシーンが、壮大で圧巻ですね。

「エンド」の歌詞

ではここからは、「エンド」の歌詞を見ていきましょう。

もしも愛なんてものに
縋らなくても僕らが幸せに
楽になれるだろうか
誰も知りえぬいつかこの先が

あれそれと失くし続けて
僕は独りでここに突っ立っている
世辞と罵声が背中を押す
戯ぶ風を見に受け惑わされぬよう

吉兆な演技を磨きます
竦む足に鞭を打って睨む
僕がいないかもしれない明日に

跡を残すため今爪を研ぐ
綴る言葉全て遺言です
君に伝わるように喋ります
守りたい選べない
嗚呼 君以外

出典: エンド/作詞:Reol 作曲:Reol

愛は、複雑なもの。

至福の幸せを与えてくれる時もあれば、これ以上はない苦しみを与えてくれる時もあります。

そして時には、人を狂気に至らしめることも。

もし愛がなければ、もっと楽になれるでしょうか。

苦しい愛を続けているとき、きっと人はそう思うでしょう。

愛の為に、何かを失うこともあります。

その愛を貫き続けるために、世間の非難を買うこともあるでしょう。

それでも愛してしまった君に伝わるように。

明日たとえ僕がいなくなっても、君が僕の言葉を思い出せるように。

君に跡を残したいと切望します。

君だけがいれば……

もしも愛なんてものに
縋らなくても僕らが幸せになれたなら
楽になれるだろうか
誰も知りえぬいつかこの先でどうなっても
君がいればそれだけでいい
君がいればそれだけでいいのに

出典: エンド/作詞:Reol 作曲:Reol