青山テルマのデビューシングル 「ONE WAY」の歌詞の意味を紐解く

ナナナナ ナナ ナナナから始まる「ONE WAY」はアップテンポな曲調で青山テルマさんの曲の中ではリズミカルな曲になっています。

”ONE WAY”とは直訳すると一方通行という意味になりますが、曲のタイトル通り、後ろを見ずに自分が決めた道へとまっすぐに進み続ける主人公の前向きな姿勢が感じられる曲です。

今壁にぶつかっていて自信がなくなっている方に聴いてもらいたいおすすめの1曲です。

では歌詞の詳細を紐解いていこうと思います。

軽快なリズムに合わせて曲が始まります。

あなたが選んだ道、それに対して今やるべきことはわかっている

やるしかないのだから後ろは向かずに、自分が決めた道に突き進もうよ

私と一緒に歩んだ道を思い出して、毎日そんなことを想いながら進んでいけばきっと未来を掴むことができるから

そのためにはとにかく進むしかない、それをあなたも実感してほしい、

こういった解釈をすると強要しているような感じに捉えられそうですが、

要は一度決めたらそこへ向かって突き進めというメッセージをサビの中で伝えているのだと思います。

上向けばというのは、実際に首を上げて上を向くということではなく、

自分より上の存在の人を探している時に、ある人物と出会ったということです。

”目はなせない忘れないあり得ない”そのくらいの存在、この曲の主人公からしたら憧れを抱くほどの人物だったのでしょう。

その憧れの存在のようになるために努力をする主人公ですが、

途中で迷うこともありました、そんなときに憧れの人が言っていた言葉を思い出します。

「夢のままはつまらない」

その言葉に刺激されながら行動に移してきた主人公だから今輝く私がいるんだ、これは夢じゃない

そんな解釈ができるのではないでしょうか。

自分が憧れている存在の人が自分には手の届かない存在と考えることはナンセンスであり、

それはただの思い込みにすぎない、しっかりとやるべきことをやり、その時がくるまで待とう。

コツコツと努力を重ねる日々も、自分次第の考え方で価値のあるものになる

準備ができたらあとは波に乗るだけ、さあ未来に向かっていこう、というニュアンスの意味になると思います。

現実はそこまでうまくいかないことのほうが多いですが、このフレーズを読んでいると

考え方はとてもシンプルでありながら的を得ているように思ってきますよね。

ここでの歌詞の捉え方としては、”振り向けば…”から”…二人の愛”までは、憧れの存在の人の視点からみた主人公のことをさしているように思えます。

振り向くとそこには主人公がいて手を差し伸べながら自分のことを追いかけてきている

でもその手を離さないと主人公は変わることができない、私には二人で叶えたい夢がある

だからこの願いを受け止めてほしい。

一方”迷ったら…”からは主人公目線で歌われていて、

自分が迷っている時にあの人は自分にはこんな場所は似合わないといってくれた

だからつらくても追いかけるんだ、この気持ちは嘘じゃない、という解釈になると思います。

「こんな場所は似合わない」という言葉は言い換えれば、「あなたはもっと上を目指せる」という意味になるのではないでしょうか。

前に進み続ける、そんなことはわかっているけどどうしても不安に思うことは今もある、時には逃げ出したいと思うこともある、

でも何もないありふれた日々でさえ自分次第で価値がある日々へと変わると言ってもらえた、

だから必ず未来をこの手に掴んで見せる、という意気込みが伝わってくるフレーズになっています。

「空へ歌え」というのは「羽ばたけ」と同じような意味として受け取れますね。

未来を掴むためにはもがき苦しんで泣くこともある、そんな時でも笑いながら進み続けよう

さあいこう、止まっている暇なんてない、あなたもあきらめたくないでしょう？

厳しさの中に暖かみを感じられますね。

ほら、もっと胸をはって進むべき道に戻ろう、君だけの道へ

止まっちゃダメだよ、夢を掴もうよ、一つの道に突き進んで輝けるまで常に自分を磨くんだ、

夢をかなえるためには止まってなんていられない、常に己を磨き

前に進み続けなければいけない、とお尻を叩かれたような気持ちになりました。