いかがでしたでしょうか?

楽曲「咲かないで」に負けず劣らず、黒板アートの素晴らしさに感動してしまいますね。

3年間の学生生活と同じく、最後は消えてしまうしかない儚さを持つ黒板アート…。

黒板アートの持つ儚さが、この「咲かないで」に込められた想いに通じるところがあるように思います。

【咲かないで/WHITE JAM】壮大な黒板アートがテーマのPVに感動!人気卒業ソングの歌詞を紹介☆の画像

歌詞

オープニング部分が、ぐさっと胸に刺さります!!

誰かが笑うと 世界のどこかで
誰かが代わりに泣く
僕にもたまに 順番がくる
あなたが思い切り 笑顔でいるのも
色んな事をきっと
乗り越えたその後に 回ってきた事

出典: 咲かないで/作詞:SHIROSE、GASHIMA 作曲:SHIROSE、ヒロイズム

楽しい時、人は「笑顔」でそれを表現します。ですが、それは誰かが泣いている、その順繰りの巡り合わせなのかもしれない。

そうやって、悲しい事、苦しい事を乗り越えた先に「笑顔」があるのかも…

咲かないでよ 咲かないで
桜の木揺れる
窓の外に吹いた風が 暖かすぎるよ
いわないでよ いわないで
さよならじゃないから
桜色が彩る頃、僕らはまだここに入れるかな

出典: 咲かないで/作詞:SHIROSE、GASHIMA 作曲:SHIROSE、ヒロイズム

もう少しで、桜の咲く季節…。

でも、それは別れの季節。だから「咲かないでよ 咲かないで」。

そう、別れの季節。だから「いわないでよ いわないで さよならじゃないから」。

いまさら気づくよ どうでもいい事や
誰かの説教さえも
恋しくなるよ 戻りたくなるよ
また会えるよきっと 約束しておこう
未来の話ばかり
今日の僕はあっけなく 過去になってゆくの

出典: 咲かないで/作詞:SHIROSE、GASHIMA 作曲:SHIROSE、ヒロイズム

これから迎える別れ、だからなんでもない事が恋しく、思い出される。

そして、決して「別れ」じゃない、また会えると約束しようね。

でも、今いる僕はやっぱり、君の思い出になってしまう。

この後も、「卒業」という言葉、催事の持つ、悲しい「別れ」の側面がうたわれ続けます。

これまで、「卒業ソング」は、新しい門出を祝う楽曲ばかりでしたよね。

そこに、でもそれで生まれてしまう「別れ」の悲しさを、こんなにも切なく歌い上げた曲は初めてでした。

抽象的なオープニングの一節が、その後に続く「別れ」という悲しみの持つ、未来へ送り出す門出との表裏一体の関係を実に美しく彩ります。

「卒業ソング」の新定番にはとどまらない、名曲」と呼べる1曲ですね。

【咲かないで/WHITE JAM】壮大な黒板アートがテーマのPVに感動!人気卒業ソングの歌詞を紹介☆の画像

節目として大切な曲

いかがでしたでしょうか?

今回、WHITE JAMの「咲かないで」をお届けいたしました。

世の中では、「卒業」=「門出」として、お祝いしたり、「楽しさ」を表現することが当たり前でしたね。

ですが、歌詞の一節からも読み取れるように、それは「別れ」という悲しみがもう一面であるのですね。

卒業した後に迎える「将来」に、必ずしも「幸せ」が待っている!とは言い切れない現在

そんな時だからこそ、この「咲かないで」が、みんなの心を掴んで離さないんでしょうね。

そして、これは、何も「卒業」にまつわる話ばかりではないですよね。

生涯働き続けての「退職」、また新しい土地への「引っ越し」…。

新たな道への先には、「希望」とともに「不安」もあるものです。

それを真正面からとらえ、しかし「約束」という人との繋がりに、一つの「希望」を抱かせている曲でもあるように思います。

「将来」。そこには「希望」と「不安」がある。

しかし、人との「約束」、人とのつながりが希望の源としてあり続ける。

人生の節目にふさわしい曲ですね!

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