そして、第8位です。

第8位は「夜の踊り子」歌詞がランクインしました。

「夜の踊り子」は、2012年8月29日リリースにされた7枚目のシングルです。

歌詞の内容は、雨の日の夜が舞台になっています。

今、いる場所に不安を覚え、殻を破って抜け出そうとしている自分が主人公で、力強く駆け出していく姿を様々な例えで表現しています。

歌詞の中では、「小学生」や「水切り」、「女学生」、「あめんぼ」など、子どもの頃を思い返すようなワクワクするフレーズが並んでいます。

また、「雨=涙」と解釈することで、泣き晴らした後に晴れ晴れとした気分で前向きに進んでいこうという決意を感じる歌詞にも受け取ることができます。

そして、何と言っても最後のワンフレーズが衝撃的で、そこで腑に落ちる仕組みになっています。

ぜひ、最後まで聴いてみてください。

夜の踊り子
サカナクション
Victor

第7位「アイデンティティ」

取りこぼした十代の思い出とかを掘り起こして気づいた
これが純粋な自分らしさと気づいた

どうして 時が経って 時が経って そう僕は気がついたんだろう?
どうして 見えなかった自分らしさってやつが 解りはじめた

どうしても叫びたくて 叫びたくて 僕は泣いているんだよ
どうしても気づきたくて 僕は泣いているんだよ

出典: アイデンティティ/作詞:山口一郎 作曲:山口一郎

そして、第7位です。

第7位にはアイデンティティ」の歌詞がランクインしました。

アイデンティティ」は、2010年8月4日にリリースされた3枚目のシングルです。

その歌詞は、誰もが通ってきた10代の頃の葛藤が歌われています。

それに共感する人が多く、サカナクションの中でも人気の1曲になっています。

秀逸な曲の構成やコーラスワークに合わせて、山口一郎の畳み掛ける力強いボーカルが印象的な楽曲に仕上がっています。

その中でも、しっかりと歌詞の内容が伝わってくるのはさすがです。

第6位「ナイトフィッシングイズグッド」

いつかさよなら 僕は夜に帰るわ 何もかも忘れてしまう前に
ビルの灯りがまるでディレイのように流れてた いつまでも

出典: ナイトフィッシングイズグッド/作詞:山口一郎 作曲:山口一郎

そして、第6位です。

第6位にはナイトフィッシングイズグッドの歌詞がランクインしました。

「ナイトフィッシングイズグッド」は2007年12月26日にリリースされた2作目の配信限定シングルです。

クラシカルな構成は、非常に難解で楽曲の長さも6分と長めの楽曲になっています。

そのあまりの難解さに制作は難航し、珍しい手法で制作が進められました。

それは一度2つの曲に分割し、アレンジを重ねた末に合体させるという手法であり、それゆえに独自の音楽性が色濃く表れた1曲になっています。

また「ナイトフィッシングイズグッド」は、2008年1月23日にリリースされた2枚目のアルバムである「NIGHT FISHING」の3曲目に収録されました。

「ナイトフィッシングイズグッド」の歌詞は、夜から朝へ、今日から明日へと変わっていく様を、自分の変身願望に重ねた歌詞になっています。

また、ビルの灯りが川面に揺らめいて映る情景が目に浮かぶような歌詞も印象的です。

さらに「夜に帰る」というフレーズからは、1日を終えるかのようなイメージができます。

今日に終わりを告げながら、1日の出来事を反芻するように、川面を見つめているのではないでしょうか。

そして、地道に未来を信じる気持ちが、辛抱強く待つ釣りに例えられ、釣り好きの山口一郎ならではの世界観が築かれています。

NIGHT FISHING
サカナクション
ビクターエンタテインメント

第5位「エンドレス」

誰かを笑う人の後ろにもそれを笑う人
それをまた笑う人
と悲しむ人

悲しくて泣く人の後ろにもそれを笑う人
それをまた笑う人
と悲しむ人

出典: エンドレス/作詞:山口一郎 作曲:山口一郎

続いて、第5位です。

第5位には「エンドレス」の歌詞がランクインしました。

「エンドレス」は、2011年9月28日にリリースされた5枚目のアルバム「DocumentaLy」の8曲目に収録されています。

アイデンティティ」「『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』」など人気に火が点くきっかけになった楽曲が多く収録されたアルバムになっています。

その中でも「エンドレス」は、特に歌詞にこだわって制作されたそうです。

歌詞の内容は、自分を深く客観視していくような歌詞になっています。

どこまでいっても良くも悪くも人と人との関わりは切ることはできず、どんな風に見られているのか意識してしまうものです。

不条理な世界の中で、どんな風に生きていくのかを問うような歌詞に、リスナーも考えさせられます。

エンドレス
サカナクション
Victor

第4位「目が明く藍色」

制服のほつれた糸 引きちぎっては泣いた
変われない僕は目を閉じたまま また泣いた
藍色になりかけた空で 確かに君を感じて

制服の染みみたいな 嘘をついて泣いた
知りたいけど知りたくないことを知って 泣いた
藍色いや青い色した ずれて重なる光 探して 探して

出典: 目が明く藍色/作詞:山口一郎 作曲:山口一郎