注目のユニット!イトヲカシとは?
どんな人たち?
イトヲカシは、ニコニコ動画でそれぞれ歌い手やボカロPとして活動していた伊東歌詞太郎さんと宮田“レフティ”リョウさんによるユニット。
お二人はなんと、中学時代の同級生!
在学中に初めてバンドを組み、卒業後はそれぞれ別の形で音楽に関わり続け、2012年に再会・ユニット結成の運びとなりました。
ファンの方々から「歌詞さん」の愛称で親しまれているボーカルの伊東歌詞太郎さんは、優しい声質と安定した歌唱力が魅力。
一つ一つのフレーズを大切にしていることが伝わる歌い方をしてくれます。
歌詞さんの圧倒的な歌唱力は動画でも生歌でも変わりません。
動画を投稿したり、生放送で弾き語りを披露したり、全国各地でライブを開催したりしていますが、感動の度合いは漏れなく同じなのです。
「レフティーモンスターP」という名義でボカロ曲を投稿していたこともあり、「レフティさん」と呼ばれることの多い宮田“レフティ”リョウさん。
イトヲカシでは主にベースやギター、キーボードなどを担当しています。
レフティーさんの作る曲は中毒性が高く、耳に残るものが多いです。
時に激しく格好良く、時に繊細で美しく、聴いた人をたちまち虜にしてしまいます。すぐにでも覚えて歌いたくなりますよ。
メジャーデビュー
2012年にイトヲカシを結成した後、動画の投稿、CD発売、全国各地でのライブなどを経て、2016年9月にメジャーデビューを果たしました。
デビューシングルとなったのが、今回紹介させていただく楽曲も収録された「スターダスト/宿り星」です。
お二人ともがバンド出身であり、シンガーソングライターとして作詞・作曲までを手掛けることができます。
そのためイトヲカシの楽曲はどれもお二人のセンスと想いが存分に込められた作品に仕上がっています。
伝えたいことが真っ直ぐに伝わってくる歌詞、心を揺さぶるメロディー、一つ一つに精一杯の気持ちが乗った歌と演奏。
どれを採っても秀逸で、聞きほれること間違いなしです。
全国各地で路上ライブ!
どうして路上ライブなのか?
メジャーデビューを果たす前から行っていた、全国各地を巡る路上ライブ。
イトヲカシはなんと、きちんとした会場でのライブよりも路上ライブの方が、開催した回数が多いのです!
どうして路上でのライブにこだわるのか?その答えは、お二人の音楽のルーツにあります。
もともとバンドの出身だからこそ、楽曲提供や動画投稿などの活動をしている中で、「自分たちの音楽は本当に届いているのだろうか?」と疑問を抱いたそうです。
いつも応援してくれている人たちに直接会って歌を、感謝の気持ちを伝えたい。
そんな想いから、イトヲカシは積極的にライブ活動を始めてゆきます。
そして、なかなかライブに参加できない地域に住んでいる人たちにも会いに行こう!と、路上ライブツアーを決行するに至りました。
2016年、個人でのライブも含め、遂に全ての都道府県での路上ライブを達成。
およそ2年掛かりの壮大な企画でした。音楽を愛し、ファンを大切に想うお二人の気持ちが伝わりますね。
「スターダスト」の歌詞をみてみよう
それでは、デビューシングルである「スターダスト/宿り星」より、「スターダスト」の歌詞をご紹介しましょう!
歌詞の意味
確かめたくて 覗き込んだ穴の中
それだけじゃ足りなくて 別の言葉探した
欲しいものだけ 手に入れたいと思っていた
つまらない大人には すぐになれるんだなぁ
出典: スターダスト/作詞:伊東歌詞太郎 作曲:伊東歌詞太郎
自分自身の望む未来を確かめたくて胸に問いかけてみたけれど、しっくりくる答えは見つけられませんでした。
子供の頃は、目の前に見えるものにだけ、素直に手を伸ばしていれば良かったのに、大人になるにつれて自然と回り道の歩き方や余計な知識が身に付いてしまうもの。
子供ではなくなったはずなのに、思い描いていた未来はまだ遠いままです。
雨が降ったって 空が曇ったって
それも いとをかし最高じゃない?
描いてた 明日と今日は違うけど
出典: スターダスト/作詞:伊東歌詞太郎 作曲:伊東歌詞太郎
でも、たとえ道を間違えてしまったり、必要以上に時間が掛かってしまったりしたとしても、それはそれで良いのです。雲には雲の、雨には雨の良さがあるのですから。
歩みを止めさえしなければ、いつかきっと晴れ間が差し、また目指す未来が見えてきます。
晴れたらいいな 願い事なんて
それくらいがちょうどいい
僕らの結末なんて 知りたくもない
夢を未来に変えられるのは
誰かじゃなくていまの自分
流れ星に願いを込めても 何も降って来やしない
出典: スターダスト/作詞:伊東歌詞太郎 作曲:伊東歌詞太郎