変化を起こす人は、馬鹿に見えて貪欲

チャンスを伺う彼らは、貪欲な中身を親しみやすいキャラで隠しています。

ちゃちなfoolというのは、大衆の親しみや笑いといった感情を刺激しやすいキャラクターです。

大衆受けする人たちはどこかツッコミやすく親しみやすいキャクターをしています。

しかしその中身はとても欲が強く、自分にとって利益になるものを常に探しているのです。

腹を空かしとくということは、常に食べ物を狙える状態であるということ。

まるで常に空腹の野生動物でもあるかのように機会を狙っているのです。

バカっぽく見える人も、実はそのキャラクターはかなり計算され尽くしている

その中身はとても狡猾で貪欲なものなのです。

売れるチャンスのために、しっかり計算しているのがわかります。

一般人には理解できない人種です

表面的なキャラクターばかり見ているとその裏側にあるものというのはわかりません。

そのキャラクターはどれだけ緻密に計算されているのか、そしてどれだけの利益が得られるのか。

それはまるで地球上で解明されたものではない宇宙人みたいです。

変化を起こす人たちは、僕らから見ると宇宙人のように理解し難いということでしょう。

ヤケになるくらいなら流されちゃっても良い

毎夜毎夜くらいそうくらいそう
裸になって深呼吸
ジャイロジャイロ狂いそう狂いそう
クラゲになって超宇宙

出典: EDEM/作曲:小原綾人 作詞:小原綾人

考えすぎて落ち込む

ここでは、現状がツライなら今の自分を受け入れたら良いと解釈できます。

人は夜になると仕事や学校などを終え自宅に帰り、そして自室で一人になる人が多いと思います。

するとうまく行かなかったことやツライことなど、悪いことばかり考えてしまいがちです。

「くらいそう」が平仮名なのは、いろいろな意味を含んでいるのでしょう。

ダメージをくらいそう、泣き続けるcry so、人間の悩みの暗い層、などなど。

ここでは夜一人になってツラいことばかりが頭の中を駆け巡っている様子が感じられます。

そして裸になるというのは、一糸まとわぬ姿になるということ。

周りの目を気にせず自分の意志に素直になることを指しているのです。

自分が今つらいのは、社会生活のために作った自分のキャラクターがうまくいかないからかもしれません。

イミテーションで作った自分を一度脱ぎ捨てて、今の自分を受け入れる。

無理をし続けないことがここでは書いてあるのです。

流されるのも良いんじゃない?

ジャイロとはGPSです。それが狂うということは、自分の進行方向がわからなくなるということ。

つまりここでは自分を見失ってしまうということです。

先程の通りツライことばかりを考えていたら、自分を見失うほど苦しくなるときもあります。

それでも自分を受け入れながら貫こうとしてしまう人もいます。

ここで歌詞の四行目がでてくるわけです。

クラゲは多少は自分の力でも動きますが、ほぼ波の動きに逆らうことはできません。

まるで宇宙の無重力状態で漂っているようですね。

悩みすぎて自分を見失ったのなら、そんなときは無理して自我を通さずに休んだほうが良いということです。

悩みと期待から解き放たれたい

ハイセンスな回答に街は期待している状態であります
最低と最高の狭間
はまりたいはまりたいはまりたいはまりたい

出典: EDEM/作曲:小原綾人 作詞:小原綾人

感情を刺激する期待

「ハイセンスな回答」とは大衆の感情を刺激し満足させるものです。

「街」とは多種多様な人が行き交うものですから、一般大衆の声と考えて良いでしょう。

「期待している」というのですから、なにか起きないかと注目しているわけですね。

大衆の期待に答えているものといえばテレビです。

そこには悲惨な事件や芸能人の浮気など自分に大した影響はないけど感情を刺激してくれるトピックが多いです。

ですから大衆はそれに文句をいったり叩いたりと、感情のままに吐き出して満足します。

つまりハイセンスな回答とは大衆の感情を刺激し満足させるものと考えて良いでしょう。

自分の道をいきたい

Tempalay【EDEN】歌詞の意味考察!どんな回答がハイセンスなの?狭間にはまると何が変わるのかの画像

最高とは、物事が最も望ましい状態にあることや地位や高さが一番上のこと。

最低とはその逆です。

どちらもいうなれば物事の程度が著しいことで、どっちに転ぼうが目立ちます。

でもそこではなくその狭間を行きたいということは、もう目立ちたくないんだということが感じられます。

彼らはすでにメジャーレーベルとして出たからには、世の中の「ハイセンスな回答」の格好の的です。

下手なことをすればボロボロにされて、自分を見失ってしまうことでしょう。

前のように大きく目立たない狭間に入り込み、大衆に邪魔されずに自分のやりたい音楽ができるようになりたい

そう望んでいることを、ここでは書いているのですね。

変わっていく時代