れから十年まるで回るルーレット
同じ目は無い 同じ明日はないって言うぜ
その先に立つ 君には 何が映る
この先に待つ 日々には 何が続く
日に日に自分なりに一日
未来の俺に誇れるもの 磨きに
理想の地にいる君と 互いに
長い十年後の自分探す旅に
出典: 手紙 ～未来/作詞:大塚亮二 作曲:田中亮
この先色々な事があることを想像します。
同じ1日がないように、その時々で同じ自分もいないのです。
そんな毎日違う未来の俺に誇れるように日々自分を磨いていきたいと思います。
一日一歩ずつ君に近づく 君の足跡を踏む
同じ道行く つまずいても 転んでも
助けはいらない 返事もいらない 君にはなれない
俺の知らないもの あるだろうが
君の忘れてるもの あるだろうな
手紙は今読まなくていい
十年経つまでは胸の奥に
出典: 手紙 ～未来/作詞:大塚亮二 作曲:田中亮
そうして毎日自分を磨いていく事が出来たら、未来の毎日の自分は理想通りの自分のはずです。
そんな理想通りである自分を積み上げ続けて10年後の未来の自分を思い浮かべます。
10年後は遠い未来に感じますが結局は1日1日確実に10年後に近づいていくわけです。
未来の自分である「君」に確実に近づいていくわけです。
未来の自分である「君」と同じ道を今の俺は歩んでいきます。
日々生きていくとつまずいたり転んだりすることもありますが、その時は今の俺が頑張るしかありません。
「君」は常に俺の先に行っているわけですから。
そんな「君」には10年後の未来で待ってて欲しいので振り返って欲しくないのです。
だからこの手紙は胸の奥にしまったままにして欲しいと願うのです。
まだ見たことない 未来で
勇敢に戦う 俺がいる
きっとそうだろ どうなの?
未来の俺らの 状況は!?
まだ見たことない 未来で
勇敢に戦う 俺がいる
きっとそうだろ どうなの?
未来のみんなの 状況は!?
出典: 手紙 ～未来/作詞:大塚亮二 作曲:田中亮
ここがサビなのですが「未来の俺らの状況は!?」となっています。
「俺ら」と複数形になっていることから、ここの「俺ら」とはやはりケツメイシのメンバー全員のことですよね。
そのことからこの楽曲に出てくる「俺」はいち個人のことではなく
「ケツメイシ」というアーティストを擬人化して一人称で表した「俺」なんだと筆者は解釈しています。
歌詞を書いているのはRYOですが、RYOだけの思いというわけではないように思います。
自分だけの未来を描き出す
かい未来に期待抱いて
いるだろうか十年後中年の俺
惚れ惚れするほどに 俺 どれほどの男に
なってるのか 今この俺に 勝ってるのか
優しく俺を そこで 待ってるのか
一、二、三年じゃ足んねぇ わかんねぇ あと何年
頑張って辿り着ける感銘 半生
振り返りゃピントずれたヒント
行き先は誰も知らねぇ 神様もきっと
全ては決まってるさ なんて君は言う
嗚呼くだらない つまらないし 心埋まらない
出典: 手紙 ～未来/作詞:大塚亮二 作曲:田中亮
ここで具体的に未来の俺を想像します。
ですので10年後というと30歳代です。最年長のRYOはアラフォーです。
男の30歳代は一番味が出てくる時期ですよね。
惚れ惚れするようないい男になっているかを想像します。
でも10年後なんてなかなか具体的に想像できませんよね？
つまらない 小せぇ人生より
綱渡りの人生で 憂さ晴らし 俺はそれがいい
あえて知らないページ 俺がめくろう
誰も知らないレール 俺が築こう
出典: 手紙 ～未来/作詞:大塚亮二 作曲:田中亮
どれだけ想像しても結局先のことなんてわからないから、
俺だけの道を行こうと決心をまたここで新たにします。
結局そんな綱渡りの人生を選ぶような男だからこそ惚れ惚れするような男になれるのだろうとも思いますね。
未来の「君」へ向かって進み続ける
ここで同じフレーズのサビが入ります。
未来に向けて俺らしく
俺は走ってるのか 走り続けてるのか
どこまで行けば君に追いつけるのか
すべて知る君 時埋めてく意味
そっちはどうなの? こっちはもう
何て聞きたい 言いたいんだそこで生きてたい
君からもきっとピントずれたヒントそんなもんは
知らねぇいらねぇ 俺は俺
行き先は不明さ風に任せて
出典: 手紙 ～未来/作詞:大塚亮二 作曲:田中亮
未来の自分がもし目の前にいたら「そっちはどう？」「こっちはこうだよ」なんて言いたくなりますよね。
やっぱりどうなっているか聞きたくなります。
でもそんな未来の自分から具体的なヒントとかは聞きたくないのです。
今の俺は俺だから、理想の自分に向けてとにかく走り続けようと思います。
俺の生きる意味は？
この先の前途多難も これまでの楽しみや我慢も
すべて知る君なら 俺の気持ちにまた
答えても耐えてもくれるだろ
この先の前途多難も これまでの楽しみや我慢も
俺の生きる意味なら 先の道のりから
答えの無い未来へと続くだろ
出典: 手紙 ～未来/作詞:大塚亮二 作曲:田中亮
