Mrs. GREEN APPLE【点描の唄(feat.井上苑子)】歌詞解説！両想いだけど？刹那の恋…

女の子も男の子も気づいてはいませんが、実は両思い。

だから、互いに「相手も自分のことを…？」と思ってしまう瞬間があります。

そんな時に脳裏に浮かぶのは「告白」という2文字でしょう。

普通だったら勇気を出して、どちらからともなく告白するのかもしれません。

しかし、この恋は夏休み限定。

2人はその想いを自分の中だけで処理しようとします。

それでも本当は気づいて欲しいという気持ちが3〜4行目から溢れているのです。

夏の間は日がとても長く、外は夜19時くらいまで少し明るかったりもします。

季節が終わるにつれて、どんどんと短くなる日没。

そんな季節と同様に気持ちが変わってしまうことを2人は恐れています。

どんなにその時は相手が好きでも、気持ちはいつか変わってしまう…。

大人になると、ある意味そんな風に冷めてしまうものです。

しかし、楽曲の2人には、新鮮なその気持ちを忘れて欲しくないと願ってしまいます。

この楽曲は、夏の終わりまでは描かれていません。

最後まで、2人は夏が終わらないようにと願っています。

想いを伝え合わないまま、限りある恋を大切にしようとしているのです。

結末が描かれないのは映画の挿入歌だから。

映画の中の主人公たちの感情が一番盛り上がったところで、この楽曲が流れます。

楽曲で描かれた恋の結末が知りたい方はぜひ映画を観てみてください。

ひと夏の思い出として、2人は自分たちの気持ちをしまい込んでしまうのか。

それとも…？

今回ご紹介したMrs. GREEN APPLEの楽曲【点描の唄feat.井上苑子】。

実はこの楽曲以外にも【◯◯の唄】というタイトルの作品があります。

楽曲同士の繋がりはなく全く別の歌ですが、ぜひ比べてみてくださいね♪

まず最初にご紹介するのは、【庶幾の唄】です。

こちらは2016年に発売された1stアルバム「TWELVE」に収録されています。

大塚製薬「カロリーメイト」のCMとタイアップし、話題に。

タイトルの庶幾とは、心から何か願うことを意味します。

楽曲は大人になってから自分の青春時代を懐かしむ歌。

アップテンポなポップスですが、少しだけ【点描の唄】ともどこかリンクします。

【点描の唄】を聴いて、青春時代を思い出して切なくなってしまった方へ。

そんな大人なあなたに、続いて聴いて欲しい楽曲がこの【庶幾の唄】です。

次にご紹介するのは、【鯨の唄】。

こちらの楽曲は2ndアルバム「Mrs. GREEN APPLE」に収録されています。

タイトルにもなっている鯨は、仲間同士で独自のコミュニケーションを取っている動物。

なんと、方言なんかもあるらしいのです。

そんな特徴を活かしたのが、この楽曲。

居場所が欲しい、自分の存在に気づいて欲しい…。

自分の場所を知らせる鯨のように叫んでいる孤独な人の気持ちに寄り添った作品です。

ぜひ、下の記事で歌詞を詳しくチェックしてみてください！