ATSUSHIの優しさが音となって心に響く
人は誰も痛みを
抱えて歩く
言葉足らず時に
分かり合えずに
悲しいことでさえも
傷つけたことも
気づけば遥か遠い
過去の学び
明日この身絶えても
悔やまぬ
生き方をする
出典: 道しるべ/作詞:ATSUSHI 作曲:ATSUSHI
分かりやすい言葉で語りかけてくれるこの歌詞を聴いた人は、すぐにでも「一生懸命に生きる」ことを始めるのではないでしょうか?
私たちはつい、明日が来ることを当然だと思ってしまいますが、一日一日、今日感じたことは学びであり、未来への道しるべとなっていますよね。
ATSUSHIが作詞、作曲を手掛けたこの曲は、私たちに大切なことを思い出させてくれます。
第3位それでも、生きてゆく
盲目のピアニスト辻井伸行さんとのコラボ作品
「第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにおいて日本人として初優勝を果たしたピアニスト辻井伸行さんの伴奏に合わせてATSUSHIが優しく歌います。
辻井伸行さんの音はひとつひとつがまるで宝石のように澄みきっていて、目を閉じてじっくりとその美しさを味わいたくなります。
この曲は東日本大震災で亡くなった方への追悼の意を込めて辻井伸行さんが作曲した曲にATSUSHIが詞をかいて歌にしました。
二人のコラボが実現したのは、この曲にふさわしい詞を作詞してもらえる人はいないだろうかと考えていた辻井伸行さんが、
ATSUSHIが被災地への想いを込めて「ふるさと」を歌っていたのを聴き、この人に作詞して欲しいとオファーしました。
辛くても悲しくても、また前を向いて歩いていくことの大切さを感じる曲に仕上がっています。
歌詞の
光が涙を
伝い僕の心に
優しく反射した
そんな春の日
穏やかな風が
優しい旋律が
ほのかな香りが
胸に迫ってくる
出典: それでも、生きてゆく/作詞:ATSUSHI 作曲:辻井伸行
優しさと暖かさに溢れたこの歌詞には辻井伸行さんのピアノを聴いてATSUSHIが感じた想いが表現されているのではないでしょうか。
第2位桜の季節
ATSUSHIが贈る卒業ソング
MVの最初の方でATSUSHIの目から涙が溢れる様を見ることができます。
非常に涙もろいというATSUSHIは、きっと真っすぐで純粋な心の持ち主なのでしょう。
くしゃくしゃな君の
楽しそうな笑顔も
悔しそうなその泣き顔も
大切に胸にしまっておくから
ずっと
桜の季節
お別れだね・・・
桜の季節
また会おうね・・・
出典: 桜の季節/作詞:ATSUSHI・Tatsuro Mashiko作曲:ATSUSHI・Tatsuro Mashiko
日本では春、桜舞い散る季節、別れと出発の季節です。
これまで一緒に泣いたり笑ったりしてきた仲間たちとは別々の道を歩むことになります。
人は何度も別れと出会いを繰り返しながら成長していくのでしょう。
「またいつか大きく成長した姿で会おうね」そう言って別れる、寂しさや切なさに溢れた曲です。