下剋上!!
嗚呼。
我々は 今 あなた方を黙らせに来た訳なのだから...
ただ白帯のまま
黒帯のお前を倒して 帰るだけなのです
出典: 予襲復讐/作詞:マキマムザ亮君 作曲:マキマムザ亮君
これまでバカにしてきた奴らに対しての宣戦布告ともいえる歌詞です。
「中二病」であることを、誇らし気に生きている人だってたくさんいます。
しかし残念なことに、世間は彼らを異常な人たちとして扱うのが現実です。
考え方を変えれば、自分の信念を突き通しているということですよね。
何も考えずに異端な存在を卑下しているだけの奴らに、この信念があるのか!と叩きつけているような歌詞です。
学生時代、漫画やアニメが好きな人たちはクラスの中で浮いた存在でした。
スポーツが好きな人と、アニメが好きな人。好きなものが違うだけで、なぜバカにされるのか。
この「予襲復讐」の歌詞は、そんな弱い立場にされてしまった人たちを奮い立たせてくれる歌詞です。
想いを抱えたままがいい
嗚呼。
我々は過ぎた すべての恨みを晴らして
生きるのも辛いから..
まだ血を帯びたまま この胸の殺された想いを...
ぶっ生き返したいんです
出典: 予襲復讐/作詞:マキマムザ亮君 作曲:マキマムザ亮君
過去のしがらみをすべて捨ててしまうと、もはやそれは自分ではないということを綴っています。
だからこそ憎しみや恨みつらみを抱えたまま生きていくことの方が、人は強くたくましく生きていけるということを教えてくれます。
卑下されたことで、閉ざされた希望もあったことでしょう。
しかし、その希望がなかった今だからこそ、生まれてくるものもあるはずです。
歌詞の最後に「ぶっ生き返したい」という言葉がありますが、この言葉はマキマムザ亮君が生み出した言葉です。
相手を憎くて「殺す」という言葉よりも、「ぶっ生き返す」という言葉の方が明らかに破壊力があるからとのこと。
確かに、強くたくましく立ち上がる姿が目に浮かぶような言葉ですよね。
この「予襲復讐」は、マキマムザ亮君の復讐心と生きる強さが語られている、力強い歌詞となっています。
終わりに
マキシマム ザ ホルモンの「予襲復讐」は、いかがでしたか?
デスボイス系のロックナンバーは抵抗がある人も、この曲でしたら聴きやすいと思います。
冒頭のナオの部分なんかは、女性でもカラオケで歌えますからね♪
そして、やはりマキシマム ザ ホルモンの曲は、曲もさることながら歌詞に注目して聴いてもらいたい人たちです。
もちろん曲調も、かっこいいので筆者も大好きなバンドです!
ぜひこの機会に、他の楽曲もチェックしてみて下さいね!
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