ポケモンとは?
ポケモンとはポケットモンスターの略語で、言わずと知れた世界に誇る日本の生んだ人気キャラクターです。
1996年にロールプレイングゲーム「ポケットモンスター赤・緑」が発売されました。
同年、ポケットモンスターのカードゲームも登場し、それぞれ大ブームとなりました。
また1997年より、「ポケットモンスター」テレビアニメ放映がスタート。
1998年からは映画化もされ、2020年現在までポケモンは根強い人気を誇っています。
2016年には、現実世界を舞台としたバーチャルゲーム「ポケモンGO」が登場しました。
街には「ポケモンGO」に夢中になる人が溢れ、社会現象にもなりました。
2020年現在までポケモンは様々なジャンルで大ヒットを遂げ、まさにモンスター的な存在です。
子ども、特に男子の誰もがハマっていたポケモン
「ポケモン言えるかな?」がリリースされたのは2001年。歌詞には初代ポケモンの名前が150匹も出てきます。
実は、初代ポケモンの数は全部で151匹。なぜ1匹足りないのか?という謎については、後程解説します。
当時、ポケモンに夢中な子どもは「ポケモン言えるかな?」の歌詞を競って覚えて歌いました。
ポケモンの名前が羅列された難曲、「ポケモン言えるかな?」を完全に歌いきること。
それが、当時の子どものステータスになっていたのです。
謎のイマクニ?とは
この曲を歌っているイマクニ?とは一体どのような人物なのか。正体は何なのか。
ポケモン通の間でも、イマクニ?は謎の存在となっているようです。
実はイマクニ?とは、今国智章が扮するキャラクターの名前です。
今国智章の本業はイラストレーターで、ゲームソフトやカードゲームを企画・開発する会社に勤めています。
イマクニ?はポケモンカードゲームの広報キャラクターで、「ふしぎないきもの」と言われることもあります。
なぜ今国智章はイラストレーターでありながら、「ポケモン言えるかな?」を歌っているのでしょうか。
今国智章はポケモンに関わる曲の仮歌を担当していました。
当時製作の途中だった「ポケモン言えるかな?」の仮歌も担当していたようです。
今国智章の歌った仮歌が、何故かそのまま正式に発売する流れになりました。
「ポケモン言えるかな?」のプロモーションビデオでは、イマクニ?がタイツ姿で踊っています。
イマクニ?は、胸に「ぽけもん?」と書かれた全身黒タイツを着用していました。
時に銀色コスチュームだったり、胸の文字が電光表示だった時期もあったようです。
イマクニ?によれば、全身タイツは皮膚の一部とされていました。
そんなイマクニ?が歌う「ポケモン言えるかな?」の歌詞は、どのような内容なのでしょうか。
挑戦状
子どもへの呼び掛け
Hello Kids!
キミはもう、たっぷりポケモンつかまえた?
ポケモン151匹つかまえたキミも、
まだまだのキミも、
「ポケモン言えるかな?」に挑戦だ!
How’s your mouth rolling today!
出典: ポケモン言えるかな?/作詞:戸田昭吾 作曲:たなかひろかず
ポケモン好きな子どもは、曲の冒頭でこんなふうに挑発を受けます。
このようなあおりを受ければ、どんなに難曲でも立ち向かうしかありません。
友達に負けたくない!誰よりも早く覚えて歌えるようになりたい!
負けん気から気合が入り、この難曲に真向から挑むわけです。
最初はピカチュウ
ピカチュウ/カイリュー/ヤドラン/ピジョン
コダック/コラッタ/ズバット/ギャロップ
サンダース/メノクラゲ
パウワウ/カラカラ/タマタマ/ガラガラ
フシギダネ!
出典: ポケモン言えるかな?/作詞:戸田昭吾 作曲:たなかひろかず
これは、歌詞です。
このようにひたすらポケモンの名前がズラズラ出てきます。
ポケモンに興味の無い人には、到底覚えて歌うことなどできないのではないでしょうか。
そもそも、覚えたいとも思えないかもしれません。
ただ、それほどポケモンに詳しくなくても、ピカチュウだけは認識があるでしょう。
この曲のなかには150匹のポケモンが登場しますが、まず最初にピカチュウが出てきます。