THE BACK HORNって?

「コバルトブルー」THE BACK HORNはケロッグ「コーンフロスティ」のCM曲!歌詞の意味を解釈の画像

THE BACK HORNは2001年にデビューしたロックバンドです。

山田将司、菅波栄純、岡峰光舟、松田晋二による4人組バンドで、”KYO-MEI”という言葉をテーマに音楽を作り続けています。

2003年の黒沢清監督の映画『アカルイミライ』の主題歌となった「未来」はご存じですか?

そのほかにも2004年紀里谷和明監督映画『CASSHERN』挿入歌「レクイエム」2007年アニメ『機動戦士ガンダム00』主題歌「罠」などの映画タイアップ曲も務めました。

そして最も注目したいのが熊切和嘉監督とタッグを組み制作した映画『光の音色 ‒THE BACK HORN Film-』。

THE BACK HORNライブシーンとドラマパートで構成されたこの映画は、ライブビデオとも、ドラマとも違った世界観を持った作品として仕上がっています。

とにかく、一度聞いてください

ひょっとするとotokake世代には馴染みのないバンドかもしれません。

筆者が学生だった10年ほど前にはTHE BACK HORNのような骨太なロックバンドがゴロゴロしていました。

その中でもTHE BACK HORNはとげとげしくて、それなのに繊細。

ギターリフでわくわくさせられたと思ったら、ボーカル山田のシャウトと巻き舌に心まで揺さぶられる。

まずは一度聞いてみてください。

ハマる人にはハマる、それがTHE BACK HORNです。

幾千光年の孤独

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1stフルアルバム「人間プログラム」の1曲目に収録された「幾千光年の孤独」

筆者世代にとってはTHE BACK HORNと言えばこの曲。

1枚目のアルバムからこんなにかっこいいなんて。

とにかくしびれます。

こんなコラボも

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2017年には宇多田ヒカルとの共同プロデュースシングル「あなたが待ってる」がリリースされています。

この曲、聞いたことはあって気にはなっていたのですが、なんとTHE BACK HORNの楽曲だったんですね。

この楽曲を作っている時に、宇多田ヒカルの声が聞こえたような気がした。

デモ音源を持って旧知の仲である宇多田へオファーをしたところ、歌詞楽曲アレンジも共に考えたい、と快諾したそうです。

過去に宇多田はTHE BACK HORNのライブに足を運んでいたり、宇多田のアルバム『ULTRA BLUE』に山田がゲストボーカルで参加したり。

これまでの関係から生まれた楽曲です。

荒々しさを潜め、しっとりと歌われたこの曲。

寒さが本格的になってきたこの季節に是非聞いてほしい1曲です。

そしてこれが問題のCM…

今回ご紹介する「コバルトブルー」はなんと、ケロッグのCMソングでした。

さて、あなたはどのように感じますか?

ちょっと朝から激しすぎやしないか

子供向けではなく、中高生の男子向けに作られたCMなのでしょうが、若干?いや、かなり激しく仕上がっています。

朝ごはん≠THE BACK HORNというのが筆者の素直な感想でした。

もちろん、楽曲はかっこいいんですけどね。

歌詞の世界はというと…