『想 -new love new world-』(そう ニュー・ラブ ニュー・ワールド)は、福山雅治23枚目のシングル。2008年10月22日発売。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/想_-new_love_new_world-
この「想」がですね。一番好きではない曲ですが、不思議な曲です。
アレンジはテクノとロック、アナログとデジタルの融合を目指したという。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/想_-new_love_new_world-
そうなんです。アレンジが面白いんです。
東芝液晶テレビ「REGZA」・ハイビジョンレコーダー「VARDIA」CMソング。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/想_-new_love_new_world-
なに「REGZA」?TOSHIBAのテレビのCMソング?ということは「サザエさん」の時間に流れてました?
家具調テレビで時代に逆らう磯野家をよそに、未来的なテレビを売り込むには未来的なサウンドが不可欠でしたか?
ちなみにうちのテレビはHITACHI(レコーダー内蔵型)です。先代のブラウン管テレビがSONYでした。
おかげ様で東京芝浦電気様とはとんとご縁がございません。んなこたぁ聞いてねえと。
未来的なPVと未来的な歌詞
何と申しましょうか、わかりやすいCGでございますこと。
直方体直方体じゃないですか!いつの時代のCGですの!
いくら10年前といったって、2008年ですからねえ。
カッコイイ未来というより、アナクロな未来を狙ってませんか?
ひと昔前の未来
おいおい福山!わざとじゃないかい?わざとダサくしてないかい?
歌詞を読めばきっと答えが導けるはず。
無限の可能性ハジマル
ふたつの知能と
ふたつの本能が
ツナガルツナガル
究極の歓びがハジマル
ふたつの血潮と
ふたつの運命が
マザリマザリアウ
姿カタチ無きその真実が
この地球を繋いできたんだ
原子レベルで遺伝子レベルで
欲しがる進化のカギ
愛
出典: 想 -new love new world-/作詞:福山雅治 作曲:福山雅治
SFチックな歌詞ですね。人類が営々と紡いできた悠久の歴史すら連想させます。
目に付くのはカタカナです。「ハジマル」や「ツナガル」などと、わざわざカタカナにしているあたり、やっぱり狙いを感じます。
今どきの人工知能が使いたがらない、数十年前のロボット言語を連想させます。
どこまでも美しくて
どこにもない世界のこと
連れて行ってくれないか
快楽の果て その向こうへ
机上の空論的愛を
追い越してゆけ僕らのnew soul
旅立ちのトキはいま
行き先はひとつさ
想
出典: 想 -new love new world-/作詞:福山雅治 作曲:福山雅治
前段とのつながりから察するに、混ざり合った遺伝子は男と女の遺伝子のようです。
そういえば福山はこんなことも言っています。
ライヴで盛り上がれる曲や近未来の官能をテーマに制作した。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/想_-new_love_new_world-