INSIDE OF ME（VAMPS）はハワード・ベンソンを迎えて作った曲？！歌詞を和訳して紹介！

A post shared by VAMPS Official (@vamps_insta) on Sep 16, 2016 at 10:50pm PDT

この曲は、正式には「INSIDE OF ME feat. Chris Motionless of Motionless In White」という名前です。

2016年にリリースされた11thシングルで、前作「VAMPIRE'S LOVE」からは約2年振りのリリースとなりました。

2016年は、VAMPSにとって転機となった年でもあります。

VAMPSは結成時から海外で活動することが念頭にあったといいますが、この年にモトリー・クルーなど多数の人気アーティストのマネジメントを手掛ける米大手の10th Street Entertainmentと契約。

制作の拠点をアメリカに移し、より活動の重点を海外にシフトする方向へと動き出していました。

実際に2016年には6か所を巡る北米ツアーを敢行、翌年2017年にはすべて英語歌詞のアルバム『UNDERWORLD』をリリース。

このアルバムは強く海外を意識して制作され、HYDEはアメリカのミュージックシーンにおいてどのようなものなら戦えるのか、ということを考えて制作にあたったそうです。

もちろん日本でもヒットし、オリコン週間アルバムチャート2位を記録。

結果的に、この『UNDERWORLD』が、活動休止前最後のアルバムとなりました。

「INSIDE OF ME feat. Chris Motionless of Motionless In White」は、このアルバムにも収録されています。

この曲は、アメリカのメタルコアバンド、モーションレス・イン・ホワイトのヴォーカル、クリス・”モーションレス”・セルーリをフィーチャリングした曲となりました。

また、先述の通りアメリカのマネジメント会社と契約したことにより、多くの海外勢をスタッフに迎えての制作となったようです。

プロデューサーには、大物プロデューサーのハワード・ベンソンを起用。

ハワード・ベンソンは2度のグラミー賞ノミネートの経験を持ち、アダム・ランバートやマイ・ケミカル・ロマンスなど、幅広いアーティストの作品を手掛け、数多くのヒットを生み出しています。

フーバスタンクの代表曲「The Reason」などが日本でもよく知られているのはないでしょうか。

ミキシング・エンジニアにはマドンナやU2などの超大物アーティストを手掛けるクリス・ロード・アルジ。

グリーン・デイのグラミー受賞アルバム『American Idiot』や『21st Century Breakdown』のミックスも、彼の手によるものです。

意外なところでは、クリス・ロード・アルジは1994年にリリースされたB'zの7thアルバム『The 7th Blues』のミックスを手掛けてもいるんですよ。

そんな強力なスタッフ勢を迎えたこの曲は、デジタルサウンドを効果的に取り入れた、洗練されたロックチューンとなっています。

ここからは、歌詞の和訳をご紹介しましょう。

逃れられない

飢餓感を抑制できない、俺の中に潜む怪物

俺の中で

海に葬られた悪魔は深く、とても深くで溺れ死ぬ

運命の瞬間だ、でも俺はまだ何もしていない

狂気が俺を支配していく

いずれこれは終わるのか？制御できないんだ

いつでも、俺はまた爆発しそうなんだ

A post shared by VAMPS Official (@vamps_insta) on Nov 11, 2016 at 10:24am PST

逃げられはしない

俺の中の怪物から

（俺の中の）

この飢餓感をを抑えることができないんだ

（俺の中の）

俺の中に、俺にぴったりと離れずに

俺の内に潜んでいる怪物（俺の中に）

狂気の中に迷い込んで（俺の中で）

俺の内にいる……