楽曲「いちばん近くに」
アルバム『Route29』収録
HYの楽曲「いちばん近くに」は2012年12月に発売されたアルバム『Route29』の1曲目に収録されています。
HYはシングル曲がなく、全楽曲がアルバムとしてリリースされているんです。
有名な楽曲「AM11:00」や「366日」も一見シングルとして発売されてそうなのですが、こちらもアルバム収録のみになります。
タイトルの『Route29』というのは、メンバーが29歳の時の作品で、30歳の節目に向けて新たな道に進むという意味も含まれているそうです。
29歳といえば、結婚して家族が出来た人もいたり、着々とキャリアを積んでバリバリ働いている人もいます。
それなりにいろいろな経験はしてきたけれど、人生はまだまだこれから……という年齢です。
現実もある程度分かるけど、その上で夢を見ることもできます。
そういう意味ではすごくいい節目の年ですね。
『Route29』の発売は2012年だったので、それから6年……HYメンバーの皆さんは今年35歳です。
20代最後の想いや葛藤が込められた楽曲なので、改めて聴くとその頃の気持ちが蘇ってくるのかもしれませんね。
セルフカバーアルバム『STORY~HY BEST~』発売決定!!
2018年8月22日にHYのセルフカバーアルバム『STORY~HY BEST~』のリリースが決定しました!!
初回限定盤と通常盤にはHYの名曲がなんと30曲も収録されていて、もちろん「いちばん近くに」も入っています。
初回限定盤はライブ映像付きなので内容も盛りだくさんです。
セルフカバーということなのでリリースにあたって、再レコーディングをしています。(楽曲によってはそのまま収録されているものもあるそうです。)
現在のHYが奏でる「いちばん近くに」も必聴ですね。
朝ドラ『純と愛』主題歌
夏菜さんがヒロインのオリジナルストーリー
HYの「いちばん近くに」はNHKの朝ドラ『純と愛』の主題歌に起用されました。
朝ドラは様々な世代の方が見ますし、何より毎日放送されます。年末には紅白歌合戦にも出場していました。
当時、毎朝HYの楽曲がテレビで聴けるのがとっても幸せでした〜♪♪
『純と愛』は夏菜さん演じる“純”と風間俊介さん演じる“愛(いとし)”の物語です。
朝ドラはヒロインのモデルとなる人が実在することが多いのですが、『純と愛』はオリジナルストーリーになっています。
脚本は『家政婦のミタ』など人気作品を数多く手掛けている遊川和彦さんが担当されていました。
物語は沖縄の宮古島が舞台になっていたので、同じく沖縄出身のHYが主題歌を歌うのはピッタリですね。
ストレートで力強い歌声がドラマの雰囲気にマッチしていると感じました。
人との絆を再確認できるのは、皮肉にも辛いときだったりするのです。
この物語の中には、まるで試練のように辛いことが何度も起こります。
しかし、その度にまわりに助けられながら乗り越えていく主人公の姿がとても印象的でした。
HYメンバーも出演
ドラマをご覧になっていた方はすでにご存知かもしれませんが、実はHYのメンバーも『純と愛』に出演していたんです。
純と愛が再会するシーンの後ろで演奏しているシーンだったのですが、ほんとにエキストラのようでした。
ちなみにそのときドラマ内で演奏していたのは「AM11:00」です。
この楽曲もドラマの世界観にピッタリで素敵でした。
結婚式にピッタリな理由
長い人生の中で大切なのは信じる心
「いちばん近くに」は、世代を問わず人気がある楽曲なのですが、結婚式のBGMとしても人気があります。
新郎新婦の入場曲だったり、プロフィールムービーのBGM、余興で友人から新郎新婦へ歌のプレゼントとしてもこの楽曲が使用されているそうです。
また、HYは男女のツインボーカルなので、男女それぞれの気持ちが楽曲にうまく表現されているように感じます。
お互いの気持ちを確かめ合って、悪いところは認め合う……これから一緒に歩んで行こうと決めた2人にとってピッタリすぎる楽曲です。
これから結婚式を予定している方がいらっしゃいましたら是非BGM候補の一つに「いちばん近くに」を入れておいてください〜♪♪