GReeeeN「街」の知っておきたいこと
イントロでいきなり「誰?」といいたくなる、GReeeeNの「街」。
謎めいたイントロの女性の声はいったい誰なのか!
なんて疑問にしっかり答えます。
また、歌詞の中にある「僕たち」は誰を意味しているのかとても気になります。
そんな「街」の歌詞の意味を、私の独自の視点から解説します。
素敵な曲GReeeeNの「街」。
あなたと一緒にひも解いてみます。
「街」のイントロの謎?!
「街」のイントロで透き通った歌声を披露する女性。
「いったい声の主は誰なの?」
こんな疑問を感じずにはいられません。
GReeeeNの「街」のイメージを引き立てる声の持ち主はmayulaです。
mayulaがかかわるアーティストには、BACK-ONや2BACKKAも含まれます。
彼女の繊細で透明な声は、他のアーティストにも大人気なのですね。
mayulaってどんな人なの?
常に音楽と触れあえる環境で育ったmayula。
この環境が彼女の世界観に大きな影響を与えます。
また、mayulaの魅力は独特な世界観だけではなく、透き通った歌声にもあります。
多くのアーティストとのコラボが、それを証明します。
彼女の活動拠点は都内を中心としています。
ライブ活動や他のアーティストのコーラスに参加するなど幅広く活動を行っています。
GReeeeNの「君想い」でもコーラスを担当しており、mayulaの魅力的な声が曲のアクセントとなります。
mayulaとGReeeeNはどんな関係なの?
GReeeeNとmayulaは、UNITYというライブイベントからの付き合いになります。
UNITYは、GReeeeNが師と仰ぐ2BACKKAが主催していたライブイベントです。
GReeeeNのメンバーが「mayula姉さん」と呼ぶほど、深い交流が以前からあったのですね。
しかしGReeeeNの曲に、ここまでマッチする歌声を披露するmayulaってタダモノじゃない!
今後もGReeeeNとmayulaのコラボから目が離せません。
GReeeeN「街」の歌詞の意味を知りたい!
とてもリアルな日常に共感できるGReeeeNの「街」。
あまり飾らずにシンプルな歌詞が、多くのリスナーの日常と重なります。
何かモヤモヤするとき、無気力なとき、GReeeeNの「街」が心に響きます。
ちょっと何かにつまずいたのだとしたら、この曲を聴いてください。
「こんなつまずきがあっても良いのかな…」
なんて前向きな気持ちにさせてくれます。
ではここから、そんな前向きな気持ちにさせてくれるGReeeeN「街」の歌詞をひも解きます。
無機質な毎日
あの頃の僕と言えば 右から左に流され 冷めた言葉を並べ
他人と自分を傷つけ生きてたんです
意味の無い会話重ね それが全てだと思い 過ごして
大事なものを何処か遠くへ置き忘れていたんです
出典: 街/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
「何も感じない…」
あなたもこんなふうに感じたことはありませんか?
人から言われるアドバイスも、それに答えるあなたの言葉も流れ作業のような感覚。
まさしく無機質がビッタリの表現です。
この無機質が生み出すことは、相手だけではなくあなたも傷つけること。
なぜならば、会話に血が通っていないからです。
あなたを思いやる言葉も、何か偽善に感じてしまい心を閉ざしてしまいます。
だからあなたが言葉を発するたびに、自分にかけるカギの数が増えていくのです。
相手を受け入れられずに、自分の殻に閉じこもることほど孤独なことはありません。
GReeeeNが表現する歌詞では、「大事なもの」がなくなってしまったことが原因としています。
この「大事なもの」とは一体何をさしているのでしょう。
もう少し先の歌詞まで読み解いてみましょう。
前をみよう
ただひたすらに生きていた日常
考える事無く過ごした日々を
思い出して笑えるよ本当
この空が 全て教えて励ましてくれたから
今日ある自分を 誇れるようになったよ アリガトウ
今はまだ 大きくて小さなキッカケが見えてただけ
出典: 街/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
今まで感じていた無機質な世界。
街から望める綺麗な夕焼けを見ていると、なんだか意味のないことに感じる。
こんなことが歌詞から読み取ることができます。
大きな自然を前にすると、自分の悩みや考えがちっぽけでくだらないとわかるのです。
あたかも人間が自然を操作しているように感じてしまいます。
しかし、こんな考えは大きな自然の手のひらの上で踊らされているだけです。
自然が与えてくれる不思議な力。
それは人間どうしでは決して得られないものです。
人からみると小さなことでも、あなたにとってはとても大きく有意義なものです。
それを表しているのが、「大きくて小さなキッカケ」なのでしょう。