平井堅「告白」が【Wの悲劇】の主題歌に!歌詞/動画紹介♪の画像

「自分」という役を演じる

痛みに気づかぬフリで更に傷口は広がり
張りつめた街の中で逃げ道を探した

出典: 告白/作詞:平井堅 作曲:平井堅

また自分をごまかしています。今度は痛みを伴うごまかし方で、ごまかせばごまかすほど、その傷口は広がり後戻りできなくなってしまいます。

しかし、その負のスパイラルから抜け出したい気持ちは持っています。

明日を願うと何故か悲しみが襲う
群れをなす同じ顔が飛び出せずにいる

出典: 告白/作詞:平井堅 作曲:平井堅

そうやって抜け出そうと希望に目を向けると、期待よりもやはり諦めの方が先に立ちます。

それは同じように諦めを感じている人がこの世の中には溢れていることを知っているためです。

限られた一部の人のみが希望を掴み取っているように感じてしまえば、明日に期待はできなくなってしまいます。

騙し 騙し あなたに近付けば 心が血を流す悲劇(tragic)
愛が嫌い 醜い嘘をつき 廻せど廻せど裏は裏

出典: 告白/作詞:平井堅 作曲:平井堅

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自分を欺きながら生きていく中で、不意に優しさに触れるとそれは逆に自分を苦しめることにもなりかねません。

「なんでこんなに苦しいのか、つらいのか」という方向にさらに目がいってしまう気持ちも分かります。

しかし、それを続けているとその螺旋からは逃れることはできません。

つまりどこまで行っても裏は裏で、闇は闇なのです。

もがき あがき 泣き喚き叫べど あなたに届かない芝居
愛が欲しい ただそれだけなのに 巡れど巡れど同じ
脚本の無い人生の舞台で 誰もが泣き笑い芝居
「愛をください」 台詞が首を絞め もがけどあがけど幕は開く

出典: 告白/作詞:平井堅 作曲:平井堅

人生は原作も脚本もありません。その分、自分で作っていくことができますが、決まっていないからこそ自分らしくいることや素直にいることは正解が分からず、人と関わる中で「自分」という役を演じることになります。

「愛が欲しい」と嘆いても、その言葉の信憑性を自分も他人も本当の意味で捉えることは難しく、考えれば考えるほど泥沼にはまっていきます。

それでも人生という名の舞台は続いていくのです。

動画を紹介

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次に「告白」に関連する動画を紹介します。

ミュージックビデオ

振り付けは、Perfumeの振り付けや話題の「恋ダンス」の振り付けなどで有名なMIKIKOが手がけました。

平井堅を中心に、その後ろでは日本特有のアイテムを纏った踊り子たちが舞い乱れます。よく見ていると、それぞれのダンスから色んな伝統芸能が垣間見えます。

それは歌舞伎であったり、阿波踊りであったり、これも日本特有のものです。

現代風のダンスに日本に昔から存在する舞いを合わせることで異質でいて、そして、新しく美しい舞踊の世界を映し出しています。

スギちゃんとのコラボ

またCMのナレーションはスギちゃんが担当し、ここでも異質なコラボレーションが織り成されています。

袖のないGジャンに裾の破けたGパン、ピッタリ7・3分けでお馴染み、 遅れて来たお笑い界の新星、ワイルド芸人"スギちゃん"が、CMナレーションに初挑戦! 淑女が濡れる、ワイルドコラボレーションを公開! 二人のワイルドが出会ったとき、一体何が起こるのか…?