主人公がピアスを外さないのは、彼女のことを忘れないため。
そしていつか彼女と元の関係に戻るためです。
ピアスがまた自分たちを結び付けてくれるのではないか?
そんな願望を抱かずにはいられないのでしょう。
片方だけのピアスと1人ぼっちの自分。
彼女は主人公にとって半身のような存在でした。
一緒にいないと生きていけない。
そんな切実な願いが聴こえてくるようです。
今になって痛む
忘れないように 忘れないように
思い出すように 刻み付けるように
ふたりはひとつだったってこと
形にしてくれるピアス
出典: ピアス/作詞:平部雅洋 作曲:平部雅洋
主人公はピアスに触れる度、失われたもう片方のことを思い出します。
それは彼女自身のことと、彼女が付けていたおそろいのピアスのこと。
「ふたりはひとつ」彼女と別れた今でも主人公はそう信じています。
再びこのピアスが2つ揃ったなら、自分たちもまたひとつに戻れる。
主人公は片方だけのピアスに縋っているのでしょう。
彼女との思い出が詰まったピアス。
それが、今になって主人公に痛みを与えています。
最後に
失恋の悲しみにくれる男の心情が赤裸々に綴られた『ピアス』。
彼女との思い出に縋るしかない主人公の姿がリアルで切ないですね。
ピアスの穴を空けたときには感じなかった痛み。
それが失恋した今になって感じられるなんて辛くて涙が出そうです。
しかし、その痛みさえも主人公は手放すことができないのでしょうね。
胸が張り裂けそうになる失恋ソング
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