「Hello Song」はあなたに捧ぐポップソング
前作「YELLOW DANCER」から約3年ぶりのリリースとなる星野源さん5枚目のアルバム「POP VIRUS」。
ヒット曲「恋」「アイデア」「Family Song」も収録されるという充実ぶりが楽しみですね。
アルバムの発売日は2018年12月19日ですが、先だって収録曲「Hello Song」がラジオで解禁。
シングルではないものの、ゴキゲンなアップチューンに心が躍った人も多いでしょう。
そんな「Hello Song」を星野源さんと一緒に聴く!という試聴動画も公開されました。
あなたに捧げる!という内容になっている「Hello Song」の試聴動画を深掘りしていきます。
前回の試聴動画は「Friend Ship」
ドラマ「逃げ恥」などの俳優業のほか、解散した「SAKEROCK」など音楽活動も盛んな星野源さん。
コラムを書かれたり、「オールナイトニッポン」などでラジオのDJもされたりしています。
劇団「大人計画」からのコアなファンもいらっしゃるでしょう。
そんな多才ぶりを発揮する活動の一環ともいえるのが「試聴動画」の公開。
新曲をいち早く星野源さん自身と一緒に聴こう!という趣旨の動画です。
MVがないのでその代わり……という意味合いもあるのでしょう。
ご本人も気に入っておられる企画のようですが、今回の「Hello Song」で約2年半ぶり。
前回は4枚目のアルバム「YELLOW DANCER」の収録曲「Friend Ship」でのことでした。
「Friend Ship」試聴動画
冒頭からいきなり「Friend Ship」を聴かせようとする星野源さん。
試聴動画というアナウンスすらないのは暴力的すぎ!と指摘され、撮り直しておられるようです。
「Friend Ship」はツインドラムで打楽器が特徴的な楽曲……というこぼれ話も貴重ですね。
さらに「試聴動画リクエスト大会」の募集まで呼び掛けておられました。
星野源さんと一緒に聴きたい楽曲を募る!ということ。
しかし、実現の可能性は低い……という暗示的なコメントもありました。
約2年半ぶりの試聴動画を見てみよう!
結局「試聴動画リクエスト大会」は開催されないまま、約2年半という月日が過ぎ去りました。
満を持しての試聴動画公開となったのが「Hello Song」というわけです。
前回「Friend Ship」での展開を踏まえると、さらに楽しめる内容になっています。
さっそく見ていきましょう。
「Hello Song」試聴動画
約2年半もの年月をためた甲斐がある!とノリノリの星野源さん。
ところが前回の試聴動画「Friend Ship」での展開を忘れておられたようです。
ダラダラしゃべってもいいかどうか、関係者の方に確認をとっていらっしゃいます。
そして前回はいきなり曲を聴かせようとした話になり、思い出し笑い……。
そこで今回は曲をなかなか聴かせない方向でいく?という流れになります。
それでは途中で動画を見るのを止めてしまうからダメだ……と言いつつ、実際ダラダラされます。
10分弱の試聴動画のうち、最初の約2分半は曲を聴かせてくれません。
お茶目ですね。
深い歌詞の意味を解説
ようやく聴かせてくれた「Hello Song」は1番だけですが、歌詞付きというサービスぶり!
ウキウキ踊り出したくなるようなアップテンポなナンバーなので、明るい歌詞かと思われます。
ほぼわかりやすい言葉ばかりが並んでいて、前向きな歌であることは間違いありません。
ただ、ある一言が入っていることによって、意味が深い楽曲に仕上がっていることがわかります。
そのポイントを意識しながら、1番の歌詞をチェックしてみましょう。
アルバムのラスト曲の役割
ところで「Hello Song」はアルバム「POP VIRUS」のラストを飾る楽曲。
タイトルにハローという挨拶言葉が入っているので、曲順は最初になりそうな気がしませんか?
でも実際はそうではなく、表題曲の「POP VIRUS」が最初。「Hello Song」が最後です。
ラスト曲には「アルバムでどのような余韻を残すか?」という重要な役割があるでしょう。
約3年ぶりのアルバムで伝えたかったことの総括というべき「Hello Song」の歌詞がこちらです。