「誰かが」(PUFFY)はあの人が手がけた楽曲！？劇場版ナルト主題歌の歌詞の意味・コード譜を公開！

「誰かが」は2009年7月29日に発売されたPUFFYにとって28枚目のシングル曲です。オリコンチャートでは30位を獲得しスマッシュヒットを記録♪

「誰かが」PUFFYらしいポップな曲調ですが、ギターがハードエッジな感じでちょっと意外性を感じました。

誰が書いたのか調べてみたら、元THEE MICHELLE GUN ELEPHANTで現The Birthdayのチバユウスケの作詞作曲でした。

通りでちょっと尖った雰囲気を感じたのですね。しかしPUFFYが歌うと何でもPUFFYポップ色に染め上げてしまうので流石です♪

2009年に公開された映画『劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 火の意志を継ぐ者』の主題歌に抜擢されました。

PUFFYの歌声は超ポップなのでアニメ映画にぴったりですよね。子供にも非常に分かりやすい声質ですから耳に残ります。

歌詞の内容も仲間を支え合う大切さを歌っているのでこれもアニメにバッチリ合いますね♪

 それでは「誰かが」の世界を詳しくみていきましょう。

「誰かが」の2つの動画を紹介します♪PUFFYとThe Birthdayの2つのバージョンです♪

基本的にはアレンジも似ていているのですが印象がまるで違う曲になっています。その違いをチェックしてみてくださいね♪

まずはPUFFYバージョン。いつものゆるい2人のゆるいPVです（笑）。

歌詞の中にドーナツが出てくるので、2人でドーナツを食べるシーンがあるのですが、まあやる気のないこと（笑）。

PUFFYらしいといえばらしいのですが、もう少し表情を作ったりしなくてよかったのでしょうか？と心配になるPVです。

昔の8ミリフィルムのようなノスタルジックな画像はとてもキレイですね。それにしても老けることを忘れている2人です。

二つ目はThe Birthdayのバージョン。一見ライブ映像かと思ったら実はファンがライブ映像と「誰かが」の音源を合わせて作った映像でした。

サウンドは「誰かが」ですが、映像は別の曲のものを組み合わせています。

中にはTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTの映像も混じっているので公式PVではないということが分かります。

しわがれ声で歌う「誰かが」。PUFFYのゆるさとは対極の雰囲気です。

PUFFY＝哺乳類のうさぎvsThe Birthday＝爬虫類のコブラといった感じでしょうか。

しかし、どちらもそれぞれのアーティストの持ち味を活かしていますのでかっこいいです！

ぜひ聴き比べてくださね♪あなたはどちらのバージョンがお好きですか？

まず「くもってら」という言葉がチバユウスケらしいですね。

「くもっている」ではなく「くもってら」って使えそうでなかなか使えません。

このエッジの効いた言葉はチバユウスケ語録です。

「ドーナツの穴はなんであいているの？」という哲学的な命題を提示しています。

誰でも一度は考えることですよね？ドーナツの穴の中には何もないけど、ないからこそ穴として成立しているナンタラカンタラと……。

でも、そんな小難しいことを考えるよりも、わかっていることがあります。

「泣いている人がいたら抱きしめる」＋「笑っていたら肩を組む」＝「共感」のそれだけでいいと歌います。

抽象的な考えをコネ繰り回すよりも、人生で生きていくには人とのコミュニケーションが一番大切ですよね。

時には面倒な人間関係ですが、その人間関係がしあわせのカギを握っています。

「ドーナツの穴＝抽象的」⇒「抱きしめる＝具体的な行動」という歌詞の飛躍的な流れが素晴らしいですよね。

「走りにゆこう」はバイクをイメージさせるのでOKですが、チバユウスケから「だんご屋」という言葉が出てくとは信じられません（笑）。

心がほっこりしました♪

確かに楽曲提供ありきで作詞したので自分たちで歌うことは想定してないとは思うのですが、チバユウスケも丸くなったなあなんて感慨深いものがあります……。

「誰かが倒れたら起こせばいい」というシンプルで温かいメッセージ。子供にも大人にも届くシンプルな言葉は強いです。心に染み渡ります。

こんな人間でいたいですよね。

ここの歌詞はPUFFYバージョンよりもThe Birthdayバージョンの方が深く胸を貫きますね。

あのしわがれ声で歌うのは反則です（笑）。惚れてしまいます♪

「誰かが立ったならささえればいい」。足の引っ張りあいをしている場合ではありません。

人の役に立てることが人間の一番のしあわせですから。それだけでいい。