【無条件幸福論/SuG】ふたりはどうやって幸せになるのだろう…歌詞&PVを徹底解説

彼氏の復縁ライブが終わるとPVはそれを写真に収めた様子に切り替わります。

復縁したらしい二人は、その写真を額縁に入れ眺めています。

すると純白のドレスらしき彼女が一人でアップになるのです。

おそらく式を挙げる寸前のウェディング姿なのでしょう。

化粧もして、思い出すようにスナップ写真を眺めます。

結婚式当日に新郎でも友達でもない男性の写真を持ってくるでしょうか？

結婚式であれば、友達以外にも両家の親も列席します。

めでたい席を台無しにするようなことを花嫁がするとは考えにくいです。

彼女は破局しかけた時の艱難辛苦（かんなんしんく）を懐かしんでいるのです。

ようやく私たちはここまで来たよと。

つまり、ゴールインしたのです。

新郎のタキシード姿こそ出ませんが、そこは予算が出なかったのでしょう。

”視聴者の想像にまかせる作戦”を使っています。

彼女のドレス姿によって、ストーリーの結末を想像させているのです。

結果を明示せずに、ぼかすことで幻想的な雰囲気でPVは終わります。

憎い演出ですね。

日本では「結婚 = ゴール」的な発想が染み付いています。

しかし、どちらかというと結婚してからの方が大変です。

ともに生活するわけですから。

もともと同棲していたケースでも結婚後は相手の両親のいざこざにも巻き込まれます。

孫が生まれれば、早く見せてくれとか。

ランドセルは父方で買うとか、ひな人形や五月人形はどうするかなど。

カップル時代には予想できなかった珍事件が発生します。

ここで重要なのが生きる力（知恵）です。

バスに乗るのに駅へ行くようではダメです。

バスは道路を通るのだから、道路で待たないといけないと予想できないといけません。

人生は短いようで長いです。

いろいろなことが起こります。

「事実は小説よりも奇なり」というのは本当です。

自分では予想しなかったことを配偶者はやらかします。

些細なことでケンカしてはいけません。心を広く持ち、寛大に接しましょう。

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