「夢の世界」ってどんな曲?
宮城県仙台市を拠点として音楽活動を行っている4人組バンド・MONKEY MAJIK。
MONKEY MAJIKからは、英語と日本語が融合した聴き心地の良い音楽がたくさん作られています。
今回ご紹介する曲「夢の世界」もその1曲。
シングルカットされていないので知らない人もいるかもしれません。そんな人にこそ聴いてほしい1曲です。
アルバム『westview』収録曲
「夢の世界」は2011年2月に発売されたMONKEY MAJIKの6thアルバム『westview』に収録されています。
オリコン週間ランキングでは最高順位9位を獲得。
"西から見た日本"をコンセプトに、楽曲の収録はすべてギリシャで行われました。
アルバムのジャケット写真に使われているのは、ギリシャ特有の白亜の建物が並ぶ風景。場所はエーゲ海・サントリーニ島です。
ジャケット写真を見ているだけで、なんだか心地良いですよね。
本アルバムは、その心地良さを音楽から体感できるアルバムに仕上がっています。
ドラマ主題歌として作られた
「夢の世界」は2011年2月11日からBeeTVで配信されたドラマ『パーティーは終わった』の主題歌として書き下ろされた楽曲でもあります。
このドラマの監督は映画『世界の中心で、愛をさけぶ』や『ナラタージュ』などでも知られる行定勲監督。
ギリシャでのレコーディング中に『パーティーは終わった』の脚本を受け取ったMONKEY MAJIK。
その脚本を熟読し、監督と何度もやり取りを重ね、やっと「夢の世界」が完成したそうです。
アルバム『westview』は発売日が2010年12月8日から2011年2月2日に変更されたという背景があります。
その理由はアルバム収録曲「夢の世界」と「the party's over」の制作の都合上だったという話もあります。
「the party's over」もドラマ主題歌候補だったのかもしれません。
「夢の世界」は、ドラマ主題歌としてブラッシュアップを重ねに重ねて作られたことが想像されますね。
ドラマ『パーティーは終わった』とは
「夢の世界」に世界観を反映しているドラマ『パーティーは終わった』は、現在YouTubeで公開されています。
主演の仲里依紗さんは、売れっ子だけど私生活が物足りない女性・十朱役を担当。
友人に誘われて渋々参加したパーティーで、十朱は5人の美男とすれ違います。
この美男に抜擢されたのが、俳優の成宮寛貴さん・永山絢斗さん・高岡蒼甫さん・林遣都さん・小出恵介さんの5名。
5人からインスピレーションを得た十朱は、自分をヒロインに5人5色の恋愛模様を妄想し、それを漫画として書き留めていくのです。
ドラマでは十朱の想像という設定で、そのストーリーが完全再現。
MONKEY MAJIK「夢の世界」が彩りを加え、ちょっとセクシーでどこか切ない大人のオムニバス・ラブストーリーとなっています。
「夢の世界」MVは2パターンある?!
こちらの動画は2011年2月3日に公開された「夢の世界」のMV(オリジナルバージョン)です。
MONKEY MAJIKメンバーが演奏している映像を中心に作られています。
「夢の世界」MVはもう1つ、別のバージョンも作られました。
それが次にご紹介する動画・MONKEY MAJIK 「夢の世界」 ~「パーティーは終わった」Special ver.~です。
「夢の世界」歌詞の意味とは【和訳&コードあり】
こちらでは「夢の世界」の持つ美しい歌詞の意味に迫ります。
一部コード紹介もありますよ。早速見ていきましょう。