勝ち負けが決まる戦いに涙はつきもの。悔し涙もうれし涙もすべてが忘れられない、スーベニールになります。

試合に負けることはあっても、自分には負けたくない、自分をあきらめたくない。大きな社会の波に飲み込まれても、ボールを追いかけたように本気で走ってほしい。

この気持ちを持続させるために、今日ピッチで流した涙は10年経っても忘れることはありません。

涙を入れたタイムカプセルは自分の中に埋め込みます。目の前の高校生の今だけを歌うのではなく、その10年後も歌う歌詞

競技場の中だけにとどまらないスケールの大きな応援歌は、ナオト・インティライミさんだからこそですね。

弱気になるのは大人の事情?

移ろう季節 そんな事も 気づかずに
にぶらせた五感がほら
傷つかないように 自分をだましてきたんだろう

ここんとこ多忙でずっと睡眠不足
終電間際の電車ギリで駆け込む 仕事のヘマ思い出し ため息
彼女ともろくにあえてやしない

このままでいいなんて思ってない
そろそろ“中途半端”をぬけだしたいなぁ

出典: Message/作詞:ナオト・インティライミ・O-live 作曲: ナオト・インティライミ

【Message/ナオト・インティライミ】「全国高校サッカー選手権大会」応援歌!歌詞を解釈!の画像

誰の心にも沁みる歌詞は必聴!!

季節なんて関係なく純粋に走っていた日々は、いつの間にかすっかり過去の出来事です。

わざと見ない様に聞かない様にした、知らんふりの毎日。傷を作りたくないからの、自己防衛と言い訳して、つぶやくのは大人の事情

大人だから仕事だから仕方がないで過ごす毎日。心の中を占めるのは、ミスを重ねる自分のこと。

自己肯定だってしたいけれど、今はそんな気分にもなれない…とにかく終電を逃さないために本気で走らないとまずい…。

でも涙で終わったけれど、青い輝きを放った日は、自分が今のまま終わらないことを教えてくれます。

一度しかない この人生 いつかじゃなくて 今 胸張れ
自分に負けない強さ
久々に見た 画面に映える
10年前の僕に伝えたい
「今を抱きしめていて」

出典: Message/作詞:ナオト・インティライミ・O-live 作曲: ナオト・インティライミ

タイムカプセルを開けて10年前の映像を見ています。広いピッチを、チームのために全力で走る自分がいます。

10年後再び映像を見ることなどは全く考えずに、得点と勝利を目指してひたすら走ります。

ゴールではなく終電に間に合うために走った自分を否定する必要はありません。

あの日のように胸を張って走る自分がいるのなら、自分は自分に負けていません

ギター1本で歌う応援歌。ナオト・インティライミさんの声が競技場全体にエールと感動を贈ります♪

あの日の涙は永遠に!!

二度と来ない この瞬間 僕は一人じゃない
同じ夢 目指す仲間の想いを
背中に受け 心に抱き 強くなっていくよ
伝えたい「一緒に戦うから」

一度しかない この人生
何回泣けるだろう?
本気で あの日の僕みたいに
夢叶える涙を

出典: Message/作詞:ナオト・インティライミ・O-live 作曲: ナオト・インティライミ

過去の栄光を糧にするには?

長い人生の中で輝いた時間に戻りたいというのは誰にでもある願望。でも過去の栄光を取り戻したくて、時計の針を巻き戻すだけでは輝きは戻りません。

以前より輝く自分を手に入れるなら、過去の栄光は踏み台。そこから飛ぶ強さを目指しましょう。

逃げ出さないためには涙も流れます。10年前のように心の底から流した涙なら、価値のある涙。輝きを手にするための涙です。

サッカー=ナオト・インティライミさん??

サッカーをする全国の高校生とサポートするすべての人とその10年後にもにエールを送った「Message」。

ナオト・インティライミさんがアスリートだった自分を重ねながら歌う姿も、印象的でした。

ナオト・インティライミさんとサッカーはイコールで結ばれる位、深い関係を持っています。ファンクラブの名称に“FC”も付いています。

2011年1月、ガチンコで業界一を決めるフットサル大会、『音蹴杯』にウーロンチームで出場し、初優勝。決勝戦の延長残り2分でダイビングヘッドを見事決め、大会MVPに選ばれる。このときのウーロンチームのキャプテンは桜井和寿。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ナオト・インティライミ

歌手活動と同時にこんな活躍をしているのですね。現在は「こんなの初めて!! ナオト・インティライミ独りっきりで全国47都道府県弾き語りツアー2018」という長すぎるタイトルのツアー真最中

ツアー中はボールを蹴る時間はあまりないかもしれませんが、ゴールを決めるように歌うナオト・インティライミさんに、ファンとしてエールを送りたいと思います。

『Message』を聴きながら毎日サッカーの練習に励んでいる人へ