【すてきな15才/YUKI】シングル曲に加え提供曲のデモ音源・未発表曲も！？アルバム収録曲を解説！

YUKIさんは北海道函館市出身のシンガーソングライターです。

シンガーソングライターとして活動するまでは、JUDY AND MARYのボーカルとして、1992年から10年間活動していました。

JUDY AND MARYは日本の多くの女性に影響を与えてきました。

女性ボーカルのバンドが珍しかった訳ではないですが、当時バンドを始めた女性のほとんどがYUKIさんに影響されていたのではないでしょうか。

JUDY AND MARYがバンドを解散して以降、2002年からはソロとして本格的に活動を開始しました。2017年にソロとしてデビュー15周年を迎えました。

ソロとして15年間で、シングルを32枚、オリジナルアルバムを8枚リリースしてきました。

それにしても、全く年を取らないYUKIさん。

上のジャケットは2016年7月にリリースされた「ポストに声を投げ入れて」に使用されたものですが、当時44歳です。

考えられないですね。YUKIさんの非の打ち所が本当に見つかりません。

YUKIさんは2018年1月31日にベストアルバム「すてきな15才」をリリースしました。

ベストアルバムは2012年にリリースした「POWERS OF TEN」以来で、3枚目となります。

5年ごとにベストアルバムをリリースしており、それらのアルバムには5、10、15と数字が刻まれています。

今回の「すてきな15才」は、チャック・ベリーの楽曲「素敵な16歳」に由来しているようです。

邦題は「素敵な16歳」と付けられていますが、正式なタイトルは「Sweet Little Sixteen」です。

YUKIさんがラジオで告知をした際に「すてきな15才」とタイトルを言った後に「Sweet Little Fifteen」と口にしていたので、間違い無いでしょう。

以前にリリースされた2枚のベストアルバムに23枚目までのシングルが収録されたので、「すてきな15才」には24枚目以降のシングルが収録されることになりました。

両A面シングルの曲は、もちろん2曲とも収録されています。

24thシングルから32thシングルまでの11曲に加えて、未発表の新曲3曲とデモ音源1曲が収録され、全15曲入りとなっています。

ソロデビュー15周年のアニバーサリーイヤーということで、特設サイトがオープンしました。

YUKIさんの情報が詳しく掲載されているので、要チェックです。

A post shared by signo (@signo_m) on Feb 7, 2018 at 6:31am PST

新曲としてリリースされるのは「ダーリン待って」「I love you」「穴」の3曲です。

アルバムの曲順はリリースした時系列で並んでいるので、「フラッグを立てろ」以降の12〜14曲目に収録されています。

アルバムのトリを飾る15曲目に収録されているのは、TOKIOに楽曲提供した「手紙」のデモ音源です。

TOKIOの国分太一さんから依頼を受け、「ビスケット」「JOY」などにも携わった蔦谷好位置さんが作曲をすることになりました。

デモ音源を作った段階で、いつか自分の歌としても聴いてもらいたいと思っていたそうで、今回収録されました。

新曲3曲に関しては、詳しく説明させて頂きます。

「ダーリン待って」が制作されたのは、2015年のライブツアーがきっかけでした。

ライブでMCをしながらギターを軽く弾くYUKIさんに楽器隊が混ざり、それにYUKIさんが「ダーリーン待ってーイエーイエー」と浮かんできた歌詞を口遊みました。

そのライブの軽いノリで出来た歌が本格的に音源になり、収録されることになりました。

長い間音楽活動を続けてきたYUKIさんの技術があったからこそできた楽曲ですね。