はじめに

【恋愛裁判/40mP feat.初音ミク】恋人の喧嘩を裁判に例えた歌詞にドキドキ!!結末は終身刑?!の画像

初音ミクや巡音ルカをはじめとするボーカロイドの台頭は、「自分の部屋で音楽活動をしていただけ」であった人たちを「ミュージシャン」へと昇華させました。

ボカロPと呼ばれる彼らの中には、その活躍の場をニコニコ動画やボーカロイドの界隈だけに留めず、自身が歌を歌ったり、様々なアーティストへの楽曲提供を行ったりするようになっていった人たちもいます。

40mPも、もちろんそのうちの一人です。

彼の書いた曲は、多くの歌い手にカバーされ、さらに多くの人たちに愛されています。

今回の記事では、2014年に発表された楽曲恋愛裁判」歌詞に迫ります。

多くの歌い手にカバーされた名曲「恋愛裁判」

【恋愛裁判/40mP feat.初音ミク】恋人の喧嘩を裁判に例えた歌詞にドキドキ!!結末は終身刑?!の画像

2014年、ニコニコ動画やYouTubeで公開された恋愛裁判」

その物語性溢れる歌詞と耳に残るメロディとで、またたく間に大人気曲となりました。

オリジナル版は、CD作品でいうと2014年にリリースされた40mPの第4弾同人アルバム『41m』などに収録されています。

歌い手たちによるカバーは、ニコニコ動画の下記リンクから見ることができます。

伊東歌詞太郎少年Tといった人気歌い手によるカバーはもちろん、中には40mPの実の奥さんであるシャノがカバーしたバージョンもあります。

ぜひ、お気に入りの歌い手を探してみてくださいね。

「恋愛裁判」動画 1,751本 『恋愛裁判』とは、2014年6月10日に投稿された40㍍Pの初音ミクオリジナル曲である。概要終身刑で償う覚悟。ピアノを事務員G氏、ベースをmao氏、ギターを[TEST]氏、ドラム・パーカッションをショ...

40mP本人によるセルフカバー版も

初音ミクや歌い手たちだけでなく、この曲を書いた40mP自身によるカバーも楽しむことができます。

40mPの澄んだ声で歌われると、また違った響きを持って聴こえてきますね。

作り手だからこその表現にも注目してぜひ聴いてみてください!

豪華メンバーによる演奏にも注目

ボカロ曲というと、ボーカルを執るのはもちろんボーカロイド。つまり、ボカロPの打ち込みによる声です。

今回の楽曲も、歌っているのは初音ミクであり、40mPが打ち込んだ音を歌っています。

しかし、この曲のオケ自体は実は打ち込みではなく、生演奏によるものです。 そのメンバーは、事務員G(ピアノ)、mao(ベース)、[TEST](ギター)、ショボン(ドラム/パーカッション)。

ニコニコ動画の「歌ってみた」「演奏してみた」カテゴリをご存知の方なら、一度は目にしたことがあるであろう名前が並んでいます。

上記の「イナメトオル」名義のPVでは、彼らが演奏している様子も見ることができますよ!

1番の歌詞をチェック

ちょっとした出来心

【恋愛裁判/40mP feat.初音ミク】恋人の喧嘩を裁判に例えた歌詞にドキドキ!!結末は終身刑?!の画像

Oh! No! No! No!
ちょっと魔がさしたんだ
そう、僕は君だけが全てさ
ねえ、情状酌量をください
僕独りじゃ生きてけない

出典: 恋愛裁判/作詞:40mP 作曲:40mP

いきなり浮気を思わせる出だしです。

「僕独りじゃ生きてけない」と悲惨な心境を歌う割に、「Oh! No! No! No!」とリズムにのった軽快な曲調。

この軽妙なメロディも、この曲が人気を集めた理由の一つといえます。

男性視点で、恋人に過ちを許してもらおうといいすがっているようです。

主人公にとって恋人は唯一の存在であり、別れるつもりはないのでしょう。

歌詞からは主人公がなんとか恋人をつなぎとめようと必死になっている様子が浮かんでくるようです。

Oh! Jesus!
そんな眼で見ないで
もう、金輪際 心入れ替えるよ
ねえ、だから執行猶予で
一度だけ見逃して

出典: 恋愛裁判/作詞:40mP 作曲:40mP