So sorry, I Love You Baby
その瞳も腕も全てをこの手に
So sorry, I Love You Baby
残しはしないのがせめてもの礼儀

出典: Sorry, I…/作詞:KAJI KATSUYA・Mitsuhiro Hidaka 作曲:Cube Juice

英文でも「本当にごめんね、きみを愛しているよ」と改めて謝罪と愛の言葉を述べています。

人を愛するということは、その相手の全てが欲しいと思うことでもあります。

2行目の歌詞は「相手が欲しい」という、欲しがる欲望が表れているのではないでしょうか。

英文の謝罪は「一方的に求めちゃってごめん」という意味でもあるのでしょう。

4行目は「自分の想いを隠さず全部伝えている」ということでしょうか。

「あなたが好きで好きでたまらない」という愛を、全部まるっと相手に伝えている。

重たいけれど自分の心の中にある好きという気持ちを、残さず全部相手にぶつけるのが礼儀なのかもしれません。

さすがにここまでくると、少しメンヘラチックな感じがしちゃいますね。

8万と6千と4百秒

8万+6千+4百の秒数
その全て For You
瞬きする時間すら
もったいないと恨むくらい
I'm so sorry 君を求む
平常心が綻ぶ
全て失う?余裕
ただ一つの愛を盗る

出典: Sorry, I…/作詞:KAJI KATSUYA・Mitsuhiro Hidaka 作曲:Cube Juice

「8万と6千と4百秒」って、何のことなのでしょうか?

これ、計算してみると「24時間」にあたります。

つまり、丸1日=86400秒なのですね。

1日中、さらにその1秒1秒全部が好きな人のために費やされているのです。

好きなあまり、他のことを考える余裕すらないのでしょう。

目の前にいるのなら、もうずっと相手をじーっと見つめていたいとまで思っているようです。

まばたきする一瞬すら惜しく感じるって、相当でしょう。

好きな人のためなら、正気を失うこともすべてを捨てることすらできてしまう主人公。

それもこれも全部、大好きすぎるほどの相手への愛なのです。

途切れることのない愛

主人公である「僕」は、本当に「君」という相手が好きなのがよく分かります。

もしかすると「君」からは、「愛が重い」と思われてしまっているかもしれません。

それは「僕」自身も分かっているのです。

だとしても、想いが強すぎて止まらないのでしょうね。

1番から強烈なラブコールが続く歌詞ですが、2番はどう展開するのでしょうか。

すべてを君と一緒に

接吻(くちづけ)したい 名前呼びたい
瞳のなか 君を映したい
傷も知りたい 涙も見たい
哀しみさえ 分かち合いたい

出典: Sorry, I…/作詞:KAJI KATSUYA・Mitsuhiro Hidaka 作曲:Cube Juice

好きな相手とは、他の人とはやらないようなことをしたいもの。

そして弱みや泣いているところすら、見てみたいと思ってしまいます。

単にいちゃいちゃするだけでなく、辛いことや悲しいことも一緒に支え合うのが恋人です。

大好きなあの子なら、弱みも全部受け入れられるという主人公の半ば覚悟のようなものも伝わってきます。

よっぽど「君」が大事なのでしょう。

君の気持ちを受け止めたい

さあ もっと もっと
飛び込んでよ
もっと もっと
抱きとめるよ
もっと もっと
そばにいたい
もっと もっと

出典: Sorry, I…/作詞:KAJI KATSUYA・Mitsuhiro Hidaka 作曲:Cube Juice

1番では「自分の愛を受け止めて欲しい」といっていましたが、ここでは立場が逆です。

今度は、自分が相手の愛を受け入れる番

一方的ではなく、相手からの愛情も受け入れる気満々なのも愛情深さを感じます。

「もっともっと」と催促しているあたり、相手は恥ずかしがってあまり愛を示さないのかもしれませんね。

それか十分すぎるほど愛を出していても、「僕」の方が満足できないのかもしれません。

二人だけの世界で

ごめんね 君と僕と 二人だけの世界
ごめんね 叶えたいよ 永遠(とわ)に果てぬ愛を

出典: Sorry, I…/作詞:KAJI KATSUYA・Mitsuhiro Hidaka 作曲:Cube Juice