迷い。困難。不安。周りからの反応。

それらの「自分を不安にさせるもの」を打ち砕く

さらに、自分を鼓舞するように叫ぶ。

あるいはこの叫びは、先の歌詞と同じように相手への威嚇かもしれません。

そうして自分の決意を確認し、未来へ向かっていく。

MSSPの本気さ、私たちへの熱い応援の気持ちが込められています。

試練にもめげずに進む

想いは強い

心折られても進め
信じた想いその先へと…

出典: アスヘノBRAVE/作詞:不明 作曲:不明

目標に辿り着く前に、試練困難にぶつかったのでしょうか。

それは心が折れそうになるほど辛くきついものだったようです。

「折れる」が受身形であることから、試練は人間の形をしている可能性もあります。

誰かから心ない言葉をかけられたのかもしれません。

夢に向かう人を批判したがる人が少なからずこの世にはいます。

しかし、彼らの言葉に耳を傾ける必要がどこにあるのでしょうか。

彼らより多くの応援してくれる人がいるはずです。

応援してくれる人たちは、大げさに声をかけてくることはないかもしれません。

しかし夢に向かう人のことを見守り、心の中で応援しています。

いざという時に優しい言葉をかけたりしてくれるかもしれません。

立ち止まっている場合でないことは、MSSPメンバーも分かっているのでしょうか。

進み続け、自分たちの気持ちを届けようとしています。

また、この歌詞の「想い」は常用漢字ではありません。

一般的には「思い」と書くことの方が多いですね。

一般的な「思い」という字には、思考・理性で考えるという意味合いがあります。

対する「想い」は、もっとインスピレーションを得る感情的な思考です。

フィーリングを大切にする姿勢と言うこともできるでしょうか。

夢や目標に向かう気持ちが、損得を超えた感情的なものであると分かります。

未来をつかめ!

(Break down ,get the future)
貫き未来を拓く

出典: アスヘノBRAVE/作詞:不明 作曲:不明

ここで、また囁くように歌われるパートです。

歌詞は、省略せずに書くと意味が取りやすくなると思われます。

"Break down , and get the future"

意訳すると「打ち壊せ、未来を掴め」となります。

打ち壊す対象は、壁や障害となるものでしょうか。

何が障害になるかは人によって様々でしょう。

ただ障害を突破するのではなく、目標に向かうという決意のあることが重要です。

強さを願う

(Stand up for your energy)
全て蹴散らしてゆく命
僕に輝け

出典: アスヘノBRAVE/作詞:不明 作曲:不明

思いの強さを確認するような言葉が並びます。

命をかけるほどの夢ならば、思いの強さと命の輝きの度合いは同義かもしれません。

そんな強い思いを持ちたいという願いも感じ取れます。

痛みと共に歩き続ける

Storm
声を張り上げ 痛みを連れて
この血が枯れて果てても
何度でも這い上がれ My blood
(wow wow wow wow)

出典: アスヘノBRAVE/作詞:不明 作曲:不明

無視できないほどの痛みを受けたことが分かります。

身体的・精神的、あるいは両方かもしれません。

それでも歩みは止まりません。

「血」は血液であると同時に、繋がり継承をも象徴する言葉です。

血が枯れることは、気力を使い果たしてしまった表現の可能性もあります。

しかし、力尽きたことと諦めて立ち止まることは違う。

執念にも似た力強さが感じられます。

Shine
両手を掲げ 夜明けを照らす
命の鼓動は 消えない

出典: アスヘノBRAVE/作詞:不明 作曲:不明

夜明け直前の空が、夜の間でいちばん暗いと言われています。

MSSPメンバーたちは、一番つらく苦しい時間を乗り越えてきたのでしょうか。

夜明けに光が差し込み、苦しい時期が終わりに近づいていることが読み取れます。

前の歌詞では血が枯れるという言葉もありました。

しかし、それは死や諦めを意味するものではなかったのです。