内田真礼って?

多岐にわたる活躍

内田真礼声優としてデビューしたのは、まだ日本ナレーション演技研究所研修科在籍時代の2009年でした。

その後、2010年4月に正式に事務所に所属し、2011年発売のテレビゲームに出演。

2012年には、テレビアニメ『さんかれあ』の主人公・散華礼弥役に抜擢され、また、特撮テレビドラマで実写女優デビューも果たしています。

声優でのブレイクのきっかけとなった人気アニメ『中二病でも恋がしたい!』にも出演し、ヒロインの一人を演じました。

その後2013年に公開された劇場版アニメ『小鳥遊六花・改 〜劇場版 中二病でも恋がしたい!〜』が、劇場アニメでの初主演作品となっています。

2013年に放送されたテレビアニメ、『ガッチャマン クラウズ』での演技が高い評価を受け、2014年3月に発表された第8回声優アワードでは、新人女優賞の受賞にまで至りました。

2014年4月には、自身は声優としては参加していないテレビアニメ、『悪魔のリドル』のOP曲となった「創傷イノセンス」を発表し、歌手としての音楽活動を開始しています。

愛らしいルックスを活かして、漫画週刊誌での表紙や巻頭グラビアなども務め、写真集も発売されています。

2015年8月には、ソロ歌手として初めてアニサマに出場し、その後フルアルバムを発売しました。

2017年にはweb CMにも出演するなど、アニメの声優だけでなく、洋画の吹き替えやナレーション、ラジオや舞台などにも登場

インターネットテレビに出演したり、スマホアプリでも活躍しています。

声優としてのキャリアはまだ長いとは言えませんが、経験は豊富で、演じるキャラクターの多くが主役やそれに準じるヒロインなどですね。

ちなみにですが、2012年デビューの、人気の男性声優の内田雄馬さんは、内田真礼の弟さんなのです。

「ギミー!レボリューション」(内田真礼)のPVが可愛い!歌詞の意味。噂の空耳も公開!アニメ主題歌!の画像

たくさんの趣味

趣味や好きなものを挙げろと言われると、「読書」や「音楽鑑賞」、「ゲーム」など、無難な答えをしてしまいがちですが、内田真礼は非常に多趣味です。

中でも大変な旅行好きらしく、少しでも時間ができれば小旅行をするほどだそう。

仕事が終わってからそのまま特急で温泉へ行き、一晩ゆっくりしてから朝イチで東京に戻って、そのまま再び仕事……ということもあるのだとか。

時間の使い方が上手なのはもちろん、とてもアクティブですね。

羨ましいかぎりです。

また、野球観戦が趣味というのもファンの間では有名で、本物の野球好きだそうです。

野球ファンになったきっかけであるソフトバンクホークスをずっと贔屓にしていて、現在好きな選手としては、通算5回のゴールデングラブ賞を受賞している、松田宣浩選手とのこと。

そう、ここの「野球好き」の部分、しばらく覚えておいてくださいね(笑)。


アニメ『俺、ツインテールになります。』とは

人気ライトノベルが原作

アニメ『俺、ツインテールになります。』は、小学館ガガガ文庫より刊行されている、水沢夢氏のライトノベル、略して通称『俺ツイ』が原作

この作品は、水沢夢氏が2012年3月に「第6回小学館ライトノベル大賞」で審査員特別賞を受賞したものです。

6月に文庫として刊行される時にタイトルは変更されましたが、この賞のゲスト審査員だった『ハヤテのごとく!』で人気の漫画家・畑健二郎氏に絶賛されました。

いわく、「もうこのまま出版するといいよ。もしくは来週からアニメ化とかするといいよ」とのこと。

それほどに衝撃を受けたそうで、小説を読みながら声を出して笑ったのは久しぶりと言うほどにツボったようです。

「ギミー!レボリューション」(内田真礼)のPVが可愛い!歌詞の意味。噂の空耳も公開!アニメ主題歌!の画像

気になる内容

プロの作家や審査員だけではなく、当然ながら一般の読者からの人気も高いこの作品は、好意的な意味で「バカ小説」とか「変態小説」と言われています

しかもそんな評価に対しての編集部の反応も非常に温かくウィットに富んでいて、「最高の褒め言葉として受け止めている」というのですから、もう「みんなサイコー!」って感じです。

笑うしかないですよ。

ジャンルでくくるとすれば、変身モノ、ヒロインモノ、ギャグ、ラブコメ、アクションなど、ひとつで表現できないほどに多くの要素が詰まっています。

それでありながら、巧妙な緩急の付け方や文章力、構成のうまさで中だるみがありません。

基本的に、読者の評価通りの「バカ」や「変態」ばかりが出てくるのですが、ハイテンションを長く維持するのは実は非常に難しいこと

おバカなだけではなく、しっかりとした内容のある物語と、バトルのある熱い展開などで締めるところは締めています。

タイトル通りに、「俺」というくらいですから、主人公は当然男子。

15歳の高一・観束総二(みつか・そうじ)は、世界最強と言われるほどに強いツインテールへの愛情を持っています。

しかし、それ以外はいたって普通で、というか他のキャラクターがだいたいおかしい(褒め言葉)ため、一番の常識人になっています。

ゆえに、物語上では重要なツッコミ要員でもあります。

ある日異世界からやってきた、トゥアールという美少女の声を内田真礼が担当しているのですが、その美少女に「ツインテールの危機」と聞かされる総二。

よくわからないうちに受け取ってしまったブレスレットにより、ツインテールの幼女戦士「テイルレッド」となって戦うことになるのです。

男子高校生が、ブレスレットでツインテールの幼女の戦士になって戦闘……これだけでもう笑えませんか?

では、ひとまずアニメヴァージョンのOP動画をご覧ください。

俺、ツインテールになります。op「ギミー!レボリューション」歌詞つき

野球の話題をもう少し

「おたくと」の登場曲

内田真礼は野球好き、とお話ししました。

それでは、横浜DeNAベイスターズ野川拓斗選手はご存知でしょうか?

もともとあまり強くも有名でもない(失礼)球団ですが、2015年にプロ入りしたピッチャーです。

名前が「たくと」であり、またゲームやアニメがとても好き、ということで「オタク」とかけて、「おたくと」というニックネームを持っているのだとか。

自身でも好きなアニメのひとつに、『俺、ツインテールになります。』を挙げていて、2016年からは自身の登場曲として、この主題歌である「ギミー!レボリューション」を使用しています。


歌詞の空耳部分にも

後述する有名な空耳歌詞の他にも、うがって見れば「野球ネタ」のようにも思える部分がチラホラ。

「アツい情熱の進化」という歌詞が、「アツい情熱の“シンカー(球種のひとつです)」と聞こえるのは、読めば同じですから仕方がないのですが、嬉しそうに歌っているようにも聞こえます。

また、「もはや恋さえ凌駕しちゃう」という歌詞もあり、この「恋」を「鯉」に変えると、対広島カープ戦で使えそうになるのでは、と。

「鯉を凌駕」すれば、2017年にリーグ優勝したチームを倒せることになるわけですので、応援歌になりそうですね。

まぁ、野球のお話はこれくらいにしておいて、ショートヴァージョンですが、内田真礼のツインテールが拝める、可愛いPVを見てみましょう。