木村カエラ「EGG」

【EGG/木村カエラ】美しい世界観の歌詞が曲と共に心に響き渡る…。YouTubeでPVをチェック!の画像

「37.5℃の涙」の主題歌

木村カエラの美しい世界観が映し出される「EGG」は、2005年にリリースされた曲です。

TBSのテレビドラマ「37.5℃の涙」の主題歌となった心に響く曲です。

「37.5℃の涙」は、母親ではなく病気の子どもを預かる病児保育士が主人公なのがおもしろいところ。

主題歌「EGG」がドラマにばっちりリンクしているので、保育士や子どもを預けなくてはならない親の葛藤の日々が、ぐっとドラマティックになって感動を呼びます。

「PUNKY」に収録

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木村カエラ
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そんな「EGG」は、2016年に発売された木村カエラの9枚目のアルバム「PUNKY」に収録されています。

モデルから歌手になって、デビューしたのはつい最近のような気がしますが、すでに9枚のアルバムをリリースしていたんですね!

「PUNKY」は木村カエラの純粋な愛にあふれる曲が詰まっているので、要チェックです。

「EGG」に込められた想い

エッグ?卵?どんな曲?と不思議に思う人も多いでしょう。「EGG」はヒナ鳥が殻を破って出てきて親鳥に守られる様子を描いた曲。

作詞は木村カエラです。木村カエラは、「新米保育士の卵」のイメージと、「殻を破る自分自身」を重ね合わせてこの曲の歌詞を書いたそうです。

「そろそろ殻を破りたい!」と考える彼女と「守られていたい!」と考える彼女のいろいろな感情が入り混じった曲になっています。

ちなみに木村カエラは、卵の中でラーメンに入っている「味玉」が一番好きだそうですよ!

まずはPVをチェック!

やさしい歌い出しからグッと心を掴まれます。そしてとても美しいサビの直前の部分のメロディー。このメロディーにはジーンときてしまいます。

ヒナ鳥のかわいらしいイメージと木村カエラのキュートなイメージが重なりますね!

そして力強いサビの部分。芯の強い生き物の温かみを感じる、素晴らしいメロディーです。

木村カエラの透き通る歌声は、「殻を破ってでてくる命の強さ」や「小さな命を守る温かさ」を同時に教えてくれます。

PVではヒビが入った殻から顔をのぞかせるシーンが幻想的。そして黒いドレスをはばたかせながら踊る木村カエラの姿も素敵ですね。

母性あふれる「EGG」の歌詞

私生活では、俳優の瑛太と結婚した後2児の母となり、育児も仕事もフル活動の木村カエラ。母になってからは歌詞の内容も変わってきています。

「EGG」は上の子が5歳、下の子が2歳頃に発表された曲です。育児もまだまだ忙しい時期。母らしい一面をのぞかせる歌詞に注目です。

さっそく「EGG」の母性あふれる歌詞を見ていきましょう。

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愛を 愛を 愛を あげたくて
carry on carry on carry on carry on この手で

出典: EGG/作詞:木村カエラ 作曲:横山裕章

心温まる出だし

ふわふわとつぶやくような歌い出しではじまります。

毎日毎日ただただ過ぎていく日々。そんな中、誰でも漠然と愛をあげたいと考えることがあるでしょう。

自分自身の手で純粋に愛をあげたいという温かい出だしです。

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何を 何を 何を 悲しむの?
carry on carry on carry on carry on この手で
優しくあたためてあげよう

出典: EGG/作詞:木村カエラ 作曲:横山裕章

自分の子供にはできるだけ悲しみを与えたくないもの。

何の利益もないけれど、ただこの手で温めてあげたいという純粋なやさしさが感じられます。