2001年10月に発売された10thシングル「シルビア」。
タイトルの「シルビア」は女性名ですが、実は昔yasuさんが欲しかった車の車種名でもあるのです。
車好きにとっての好きな車への想いは、女性への愛にも等しいところがあるのかもしれませんね。
昨日は なかなか眠れなくて
君に捧げる言葉と指輪に 少しの不安と強い誓い
シルビア 君をそばに 感じるたび幸せになれる
シルビア 差し伸べた手を取って
Please. Please stay by my side forever.
出典: シルビア/作詞:yasu 作曲:you
「君に捧げる言葉と指輪」とあるように、この曲のテーマは“プロポーズをする日”。
今までの失敗や間違いを乗り越えて、これからは愛する人と一緒に歩いていきたいと誓っている歌詞です。
疾走感がある楽曲も、プロポーズをキメる日の胸の鼓動のようで、なんだか聴いているこちらまでドキドキします。
ちなみに、筆者の友達のバンギャ(ヴィジュアル系が好きな女の子たちの総称)達の結婚式でも、わりとよく耳にした印象があります。
【6位】BLACK JACK
2004年6月発売の21thシングル「BLACK JACK」。
デビュー5周年を記念した3週間リリース企画でのラストを飾った曲で、5万枚限定で生産されました。
キレイな女はいらない
ケバイジュエルもつまらない
魔薬なスリルが欲しいのさ
明日の事は このコインに委ねる
One forギャンブル! Two for the娯楽!
Three for SEX! Last HONEY×2
One forギャンブル! Two for the娯楽!
Three for SEX! Last My HONEY
出典: BLACK JACK/作詞:yasu 作曲:yasu
恋とギャンブルを天秤にかけ、女性よりも、宝石よりも、スリルを求めてしまうギャンブラーの心境でしょうか。
最後の最後にはちゃんとオチもついて、切り札を出してもそう簡単にいかない展開も、Janne Da Arcっぽい風刺が効いています。
【5位】Dry?
2001年1月発売の7thシングル「Dry?」。
静かに激しく舌を舐められても
ただ残るのは未完成な愛
事の後でのお決まりのkissも
目を閉じてるのはあなただけなの
皮肉な裸体 なぜか悪戯に乾いたままで
誰か 私のスベテを濡らして…
出典: Dry?/作詞:yasu 作曲:yasu
Janne Da Arcといえばこの路線、というような、お得意のセクシーな歌詞ですよね。
しかし、ただエロいだけではなく、想いが届かない悲しさや切なさが混じって、やるせない女の子の気持ちが伝わります。
歌詞中に「〇〇〇」と伏せられている部分があり、一瞬放送禁止用語でも入るのかと思ってしまいますが、yasuさんは「そっち」と歌っています。
4位から2位まではこちら!
【4位】ROMANCE
2004年5月に発売された20thシングル「ROMANCE」。
本来の表記は「ROMANCヨ」のように“E”が反転していて、本当のロマンスではない、という意味になっています。
無邪気に笑う君を見てると
時々少し胸が苦しくて
言葉にうまくできないけれど
ズルくて優しい セリフ 並べたり
じれったいロマンス 君を離さない だけど
身勝手なロマンス 決して彼女にはしない
未来のない関係には 終わりはない…だって始まってもないから
出典: ROMANCE/作詞:yasu 作曲:yasu
なんとなくインディーズ時代のJanne Da Arcっぽさも感じる、原点回帰という1曲。
「ズルくて優しいセリフ」を並べて夢中にさせた挙句「決して彼女にはしない」という、彼女以外の女の子にちょっかいをかける、典型的なダメ男の歌詞ですね。
リアルで会ったらぶっ飛ばしたくなる男ですが、yasuさんが歌っているから許される曲だと思います。