コブクロ「Million Films」

コブクロ「Million Films」小渕健太郎の歌詞に込めた思いとは?(動画あり)の画像

2004年リリース

「Million Films」は10作目のシングルであり、2004年10月14日にリリースされました。

「永遠にともに」との両A面シングルとしてリリースされ、「Million Films」はNTT西日本電報イメージソングとして起用され話題になりました。

さらに2007年にはカルビーポテトチップスのCMソングに起用され、3年経っても人気は衰えることなくさらに知名度を上げることとなりました。

そして、コブクロとして初めてセルフプロデュースにチャレンジしたCDとなり、このCD以後はシングルアルバムもすべてセルフプロデュースで行なっています。

またデビューシングルである「YELL〜エール〜/Bell」のリリースぶりにオリコンチャートのTOP10にチャートインを果たし、さらには99週連続チャートインを果たすなど、コブクロ史上最長のヒット作品となり、多くの人に愛される作品となりました。

アルバム「MUSIC MAN SHIP」に収録

コブクロ「Million Films」小渕健太郎の歌詞に込めた思いとは?(動画あり)の画像

また「Million Films」は2004年11月3日にリリースされた4枚目のアルバムである「MUSIC MAN SHIP」の2曲目に収録されました。

「Miilion Films」などのシングル曲だけでなく、ボーナストラックには所ジョージとのユニット「トコブクロ」の楽曲もコブクロバージョンとして収録され、ファンにはたまらない内容になっています。

さらに前述したシングルと同じように、このアルバムからもセルフプロデュースが始まりました。

またシングル、アルバムを通して初めてのオリコンチャートTOP3へのチャートインを記録し、コブクロにとって思い出深い作品になったのではないでしょうか。

さらにベストアルバム「ALL SINGLES BEST」に収録

さらに「Million Films」は2006年9月27日にリリースされた初のベストアルバムである「ALL SINGLES BEST」の5曲目にも収録されました。

2001年のメジャーデビューから2006年9月までのシングルが収録されたコブクロ初のシングルコレクションであり、初期のコブクロの良さが滲み出た楽曲たちがギュッと詰まった密度の濃いアルバムになっています。

ミュージックビデオ

「Million Films」のミュージックビデオは制作されていますがYouTubeの公式チャンネルにはアップされていませんでした。

しかし、数多くのカバー動画がアップされており、この楽曲人気度が窺えます。

それではいよいよ次の項目で「Million Films」の歌詞に迫っていきましょう。

「Million Films」の歌詞に迫る

コブクロ「Million Films」小渕健太郎の歌詞に込めた思いとは?(動画あり)の画像

僕なりの愛の伝え方

信号待ち 買い物袋 ぶら下げた二人の手
僕に内緒のまま選ばれた 夕飯のレシピ
夕暮れ時 自転車に 追い越されながら
茜に染まる 外苑沿いのレンガ道

出典: Million Films/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎

情景が浮かぶ導入部分になっています。

仲睦まじい2人が同じ家に帰っていく様子が目に浮かぶようです。

しばらく黙りこくってた僕に不機嫌そうな君
違うよ 君に寄り添ってるメロディを
五線紙みたいにぶら下がった
電線の上並べてるんだ

出典: Million Films/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎

そして、キザな歌詞が出てきました。

一緒に歩いているにも関わらず、一向に話をしない僕に君は怒りを露にしますが、僕の弁明がとても素敵なんです。

君と歩いている足音や周りの喧騒、それを景色に溶け込ませ、ひとつの歌を作っていくなんてキザ過ぎませんか。

しかし、これはいつでもどこでも君を感じていて、それを伝える手段を考えている僕なりの愛の伝え方なのではないでしょうか。

100万枚撮りのフィルムでも
撮りきれない程の想い出を
君と二人 未来へと焼きつけていけたら良いな
そばにいれるこの瞬間を
切り取ればいつだっていくつだって
溢れる様に生まれてくるLOVE SONG

出典: Million Films/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎